わたしがわたしを受け入れて
幼い頃から、わたしは人の目を気にして生きてきた。「人の期待に応えよう」というのは言い過ぎた響きで、本当は自分に言い訳を重ねて生きてきたのかもしれない。ただ、常に色々なことへ疑問を抱く少年ではあった気がする。
親の期待通り(?)、中学のときに親や先生へ向けて発した「学校の先生になりたい」がわたしの夢であるかのように、高校、大学と進学し大学では外国語学部英語学科で教育を専攻した。正直に話すと、英語へのちょっとの興味と女子が多い学部であったからというのが選んだ理由のひとつにある。