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覚めない眠りに夢を見る話


死とは覚めない眠りである


……って言葉は、いつどこで聞いたのか読んだのかも忘れてしまったのだけれども、今でもずっと残っている言葉で。


それなら私は、眠り続けていたいと思った。

端的に言うならば、死にたいと願っている。

それでも惰性で息をしている。

希死念慮と共に生きている。


……否、生きている、は不適切だ。

生きてしまっている、哉。


どうしようもない希死念慮とか、それと同じところで思う「生きててよかった」とか。

覚めない夢を見る為に、吐き出そうと思う。


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