マリオの映画を見てきました

予告以上のネタバレはありません。

私はマリオシリーズは熱心なファンでもなく近年のシリーズは全然やってない位のにわか、マリオは好きではある程度の人間ですが、
シリーズに好きな作品がある人が見たら大満足できる映画でとても良かったです。

予告編でも流れるマリオのゲーム的な部分や小ネタを全編に詰め込んでいるので、ファンは画面を食い入るように見つめて「私の知ってるネタはないだろうか」と探したくなりますし、宮本さんがインタビューで答えているように「マリオは生きている」と感じられるリアリティが付加されていました。

宮本茂はどうやって「ゲームの映画化は面白くない」に立ち向かったのか――『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』がちょっと面白すぎたので、宮本さんに直接訊いてみた宮本茂はどうやって「ゲームの映画化は面白くない」に立ち向かったのか――『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』がちょっと面白すぎたので、宮本さんに直接訊いてみた

配管工マリオとキノコ王国の関係って何？とかルイージを助けにいくことで家族を助けに行くという大きなモチベーションが生まれていたり。元々の設定で不思議だったところに回答を出しています。
一方でゲーム的な部分はゲームファンタジーとして無言で提示します。
安全性どうなってんだよ…みたいな所は全てファンタジー補正で無視します。そういうところもゲームらしいな。と思いました。
僕らが思っているマリオ像からはみ出さず、随所に感じるマリオ愛で仕上げた劇中に退屈な部分は存在しませんでした。
いつも通りEDの頃にはトイレ我慢してたけど。
EDもマリオだなぁと感慨深くなりました。
エンタメとして最高に仕上げたマリオ映画で非常に満足しました。