【台湾旅行記-2】食い倒れ九份観光からの救急外来
だいぶ時が経ってしまった、、、!!忘れないうちに(多分一生忘れない!笑)台湾備忘録。
2日目、元上司の元部下であるしおりちゃん(この名前はセカンドネーム!台湾人は中学生くらいになると、セカンドネームをつくってそれで呼び合ったりするらしい)にアテンドしてもらって観光!
しおりちゃんは日本語が上手なので、まるで日本人と話している感覚で、お互いの仕事の話(ゆうて私いま無職!)を熱く語り合っちゃうくらいにして1時間のバスの移動はあっという間でした
それにしても台湾のバスの運転の荒さといったらすごい!
まだ座ってなくても平気で、割と勢い付けて走り出すし、車間距離狭くて毎回前の車にぶつかるんじゃないかって身構えてた(笑)
念願の九份はまさに千と千尋の世界で大興奮!💖
そして暑い!代謝の悪いこのわたしでも、汗が永遠に出る。。。!
前日から、この日も休むことなく食い倒れていたのでお腹は全然減ってない、むしろ苦しい。けど
ガイドブックでみたパクチークレープ、これだけは食べねばならなかった!義務(笑)
そんなこんなであまりにも暑い&意外と時間があったので台湾といったら!お茶をいただくことに💓
冷房の効いた店内は満席だったので、テラス席。
死ぬほど暑い(笑)
アイスウーロンは無限に飲めるということで遠慮なくぐびぐび水分補給しました
優雅にティータイムを楽しんでいたけど、胸が苦しい。定期的に、胸から鎖骨、喉のあたりにかけてすごい痛みが襲ってくる😭😭
無理苦しい怖いなにこれ😭と、心の中で思いながらも口に出すのが怖くて(なんで)一人焦ってた
そして帰りのバス、1時間が地獄!!!!!!
胸の苦しさの頻度と強さは増し、荒い運転で車酔いしていまにも吐きそう🥹🥹
「しおりちゃん、胸がめっちゃ苦しいんだ。そしてめっちゃ酔っていますぐにでも降りたいんだけど・・・😭」と、(やっと)カミングアウトして、数分後目的地の手前で降車。
MRT(地下鉄的な)の駅のトイレまでダッシュして🤮
それでも治らない謎の胸痛。。こわぃ。。。😢
この日は夜市に行く予定だったけど、こんな状況で食い倒れられるわけなく(もはや考えただけでも吐きそう)「ごめんね、ホテル帰って、日本人向けの病院探して、いってみるね😢」
と、解散。
ホテルに帰って、とにかくいつ倒れるのか!死にたくない!死んでたとしてもここじゃ誰にも気づかれない!!😭と、最悪の事態ばかり考えてナミダ。
一刻も早く日本に帰りたい。ひとり、心細すぎる。。とシクシク泣いてたなあ。
本当によく泣く(笑)よく懲りずにあちこち行って泣いてるなとおもう😂(笑)
とにかく早く病院にいって、なんなら入院させてもらおう!そしたら一人ホテルで誰にも気づかれず倒れることもないだろう!と考えて
🔍台北 日本人 病院 を検索。
台北日本クリニックというところが、22時までやってて、事前にLINEで予約するとタクシー代も出してくれるというので早速LINE。
すぐに返事が来て、症状を伝えた。そしてここに向かってと指示されたのが
めっっっっっちゃ現地のクリニック。しかも婦人科wwwww
わたし胸が苦しいので婦人科じゃないと思うんですが😢と言ってみたけど
台北日本クリニックは現在閉まってるのでここに行ってくださいとのこと。
こんだけ言うなら、連携して場所借りてやってるのかな。行けば日本のお医者さんいるんだろうな。と思って行ったら
めっっっっっちゃ台湾人。台湾人オンリー😭😭😭😭
ただでさえ不安で押しつぶされそうで泣いてるのにこの状況は😭ナニ😭😭
問診票みたいなやつ、めっちゃ漢字まみれでよくわかんないし
書いてる余裕なんて(この時は)なかったし。もういつ発作が起きて倒れてしまうのだろうという恐怖で頭がいっぱいだったから😢
多分、どうしたの?って聞かれて
「ハート(手で🫶つくるw)ペイン😭😭ハート、ぎゅーっ(ジェスチャー)」
と、返答。
ざわつく看護師さんたち。患者さん0人だったので、私1人対看護師6人🤣
診察室に案内され、(もちろんなぜか看護師さん6人全員一緒についてきた)
男性のお医者さん登場。
カタコト、口調強めな日本語で、「ドシタ!イマ何歳!ナニシニ台湾キタ!イツカラキテル!!!」と色々聞かれ、泣きながら答えるワタシ28歳。涙を拭く看護師さん、頭を撫でてくれる看護師さん、、、優しい人たちばかりだ😭
結局、「ここでは検査できないから(ですよね!!!😭)、タクシーで5分くらいのところにある大きい病院へ行ってくれ。ただそこは日本語わかる人がいないから。なにかあったらワタシの妻に連絡していいから。頑張りなさい。」と、強い口調カタコト愛アル言葉かけてくれて、手書きのメモ(紹介状みたいな内容)と、奥様の名刺をくれました。
「電話お金かかるのでできません〜😭」といってLINEを教えてもらって(ちなみに奥様はその時美容院にいたらしい)タクシーで次なる目的地へ。
最後まで心配そうに頭を撫でてくれていた看護師さん、タクシー乗って見えなくなるまで見送ってくれた。マザーテレサ😭?
到着すると、外に列。夜とはいえ蒸し暑い台湾。
具合悪い人たちが、具合悪そうに、1列に並んで座ってる。。。
この光景で不安倍増。
日本の医療の素晴らしさを痛感。
40分ほど地面に座って待ち続けるも、誰からも声かけられず。
最初の病院の院長先生の奥様、Sさんが、受付とかしましたか?今どんな状況ですか?とLINEをくれたので、待ち続けてることを伝えるとすぐに電話が来て、
近くにいる病院の関係者に代わって!と、なにかを伝えてくれて、その後間も無く病院の中へ😭🙏
どうやら1患者につき、1案内人がつくらしく
ワタシにも専属のかわいいおじいちゃんが付き添ってくれた。
ボランティアなのかな?みんな水色の服着て(コロナの防護服みたいな)それがワンピースみたいな着丈なのに加えて、暑い国なので半ズボンなのか細い足だけ出てて
テルテル坊主ちゃんみたいでかわいい〜とおもって眺めてた。呑気
日本でも大の苦手である採血、横になってやりたい!(アイオールウェイズ!プスっバタンッ☜ジェスチャー)と何度も訴えるもダメと言われ、
Sさんに通訳してもらっても、座ってるんだから倒れないでしょ。ということで座ったまま採血。きゃーどきどき!!!😢
専属てるてるおじいちゃんも、頑張れみたいな眼差しで深呼吸をしてみせてくる。ワタシもそれに合わせて深呼吸。😮💨
無事終えることができた!感無量!達成感と安心感で満たされながら椅子に座ってたら腕に違和感。筋肉痛のような痛み。見ると、変な場所がポパイみたいに超〜腫れ上がってきてる😭😭
その瞬間倒れ込んで意識を失いかける(笑)メンタルよわ(笑)
担架みたいなベッドに寝せられ、廊下の隅に追いやられる。
調べると神経損傷とか怖いことばかり出てくる。もしそうだったら最悪だ。一生この腕だなんて。もう帰りたい。と、廊下のすみで泣く外国人。
結局、神経は無事で血管が破れたことによる腫れ。帰国後青くなった。
そして心電図、尿検査、レントゲンもやって
結果!逆流性食道炎でした🥺🥹
たしかに、調べてみると症状当てはまりすぎている〜!!!
心臓じゃなかったとわかっただけで、もう痛くても怖くない。急に強気になった
こんな感じで、診察・検査・会計の都度LINE電話をスピーカーにして通訳をしてくれたSさん。
19時頃から0時過ぎまでずっと!!LINEの通話履歴はメンヘラみたいになってた
Sさんが居なければ一体どうやって症状を伝えて、結果を聞いて理解することができただろう・・・。
いつも波乱万丈だけど、いつも誰かに助けられて、結果温かい感謝の気持ちでいっぱいになるワタシの旅。ワタシの人生。🙏
アザと痛みは消えるまで20日以上かかったし(まだ消えてない)散々な経験したからもうしばらくは海外はいいかな。。秋田最高。と思っているけど
来月あたりにもなればきっとまたどこかに行きたい!と航空券を眺めていることでしょう🥺
貴重な体験ができて、また強くなれた気がします。
なにより、一度も会ったことのない私に親身になって長い時間助けてくれた院長先生夫妻。感謝でいっぱい。LINEは繋がっているから、いつか会ってお礼ができたらいいなあ。
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