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医療機器査定のポイント 超音波診断装置編
今回のコラムは医療機器の査定に必要なポイントを機器別に紹介して行くシリーズの超音波診断装置編です。 ご不用な超音波診断装置がありましたらドシドシご連絡ください。
超音波診断装置(エコー)とは
妊婦さんのおなかにあてて赤ちゃん(胎児)の様子を確認する機械と言えばイメージがつきやすいでしょうか?
中古医療機器の中でも買取実績の1、2位を争う主力な機器となっております。
詳細はこちらのコラムを参照してください ↓ ↓ ↓
超音波診断装置の査定に必要なポイント
下記の内容をお伝えして頂ければ大丈夫です。
金額が付くか付かないか、引取出来るか出来ないか、下見が必要かすぐに判断できます。
①メーカー名と型式
②製造年(購入年)
③プローブの本数と型式
④オプション機能と付属品
⑤リース契約の有無
⑥設置状況
順番に解説していきます。
①メーカー名と型式
製造したメーカ名と型式を教えてください。
超音波診断装置の主な製造メーカーと型式名は下記のとおりです。
国内メーカー
Canonメディカル(東芝メディカル)
Xario、Nemio、Viamo、Aplioなど
富士フイルム(日立アロカ・日立メディコ)
Prosound、ARIEATTA、EUB、Aviusなど
コニカミノルタ
SONIMAGEなど
フクダ電子
UFなど
海外メーカー
GE
LOGIQ、Vivid、Voluson、Venue、Vscanなど
PHILIPS
HD、iEなど
SIEMENS
ACUSON、SONOVISTAなど
②製造年(購入年)
次に機器の製造年式または購入年を教えてください。
おおよそ5年~7年以内の機器は日本国内での中古販売が可能ですので製造年は重要ポイントです。
製造より7年以上経過したエコーは海外販売となります。
③プローブの本数と型式
こちらもエコーの査定では非常に重要なポイントです。中古のエコーでは汎用性の高いコンベックスプローブがあるかないかで金額が大きく変わってきます。
コンベックス、リニア型、セクタ、4Dプローブ、 経膣用など様々な種類があります。
④オプション機能と付属品
追加しているオプションの機能などあれば教えてください。
CW(連続波ドプラ)、エラストグラフィー、DICOMなど
附属の説明書の有無やプリンターなどの情報も必要です。
⑤リース契約の有無
こちらも重要なポイントです。リース契約品は機器の所有権はリース会社にあるため、売買契約が出来ません。リース品の場合は所有権をリース会社より移していただく必要があります。
⑥設置状況
機器が設置してある場所を確認します。
1階・2階、段差の有無、エレベーターの有無など
状況によっては搬出時の費用が追加でかかる場合があります。また下見が必要な場合も出てきます。
写真で確認してみよう!
現在はHP上やLINEなどのSNSを通じての査定が多くなってきています。
どんな写真が必要かどこを撮ればいいのかなどのポイントを紹介します。
①全体写真 前面
![](https://assets.st-note.com/img/1718523354423-FbUeRyL1jC.jpg)
②全体写真 後側
![](https://assets.st-note.com/img/1718523478204-16TC831Aqj.png)
③製造プレート
![](https://assets.st-note.com/img/1718523548216-wqpuMNFJpO.png?width=800)
④プローブの製造プレート
![](https://assets.st-note.com/img/1718523655182-tJspTEXQMo.png)
前面や後面、側面など様々です。
![](https://assets.st-note.com/img/1718523747697-fKdrPth4Ca.png?width=800)
まとめ
今回はエコーの査定ポイントをまとめました。他の機器の査定ポイントも今後まとめていきます。
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