見出し画像

朝の環境認識 2021年10月1日

おはようございます。
10月も始まりました。1年が過ぎるのが早いですね。今年も残り3ヶ月...
これから年末相場に突入します。
まずは、今日の相場の動きがどうなるか?

◆トレード手法

スタイル:ディトレード
取引通貨:GBPJPY GBPUSD GBPAUD
チャート設定:水平線 SMA
監視足:1時間 5分足

私のトレードは「MAGICトレード」を基本としてます。
MAGICトレードについては、こちらをご確認ください。
相場の本質が学べる無料オンラインスクールが始まりました。
ご興味のある方は、一度、覗いてみてくださ

◆昨日の振り返り

FRBによる早期利上げ観測を背景にドル先高観が強まる中、前週分の米新規失業保険申請件数や9月米シカゴ購買部協会景気指数が予想より弱い内容だったことが分かるとドル売りが進みました。
米国株式市場は主要株価3指数が総崩れ。インフレ高進や予算を巡る与野党の膠着を巡る懸念が重しとなり、S&P総合500種は月間で20年3月以来の大幅安で終えています。
米国株相場の失速もあり、ドルの上値が抑えられたかもしれません。

米上下両院は、12月3日までの連邦政府の資金を手当てするつなぎ予算案を賛成多数で可決し、バイデン大統領が署名して成立します。新たな会計年度が始まる10月1日に政府機関が一部閉鎖される事態は回避される見通しです。ただ、つなぎ予算に連邦政府債務の法定上限に関する条項は含まれていない。米国債がデフォルト債務不履行になるリスクは残っています。

連邦政府の資金を手当てするつなぎ予算案を賛成多数で可決。バイデン大統領の署名を経て成立する。ただ、つなぎ予算が成立しても、債務上限問題で合意しなければ米国債が初の債務不履行に陥りかねない。市場では「与野党の対立で、インフラ投資法案の成立も難しくなる」との懸念がある。

英国立統計局が30日発表した第2・四半期のGDP確報値は前期比5.5%増加し、速報値の4.8%増から上方改定されました。ロックダウンによる影響から経済が急速に立ち直ったことが示されましたが、足元ではトラック運転手の不足など供給面のボトルネックにより急減速している兆候が見られるています。この結果、ポンドは、欧州時間に入って買いが入りましたが、限定的で大きな動きにはなっていません。

日本は、岸田新体制の骨格が発表されていますが、現状では論功行賞的な動きとなっており、新鮮味に欠ける印象が拭えません。

月末・期末のロンドンフィキシングに絡んだ動きは、円買い・ドル売りが観測されました。

◆今日の予定など

今日から10月相場に入りますが、9月の株式市場は株安で終了しています。今月に入り株価の反転期待があるものの、ダウ平均は昨日の下落もあり、米株が軟調地合いを維持すれば、米金利が上昇した場合でもクロス円の上値が重い展開になるかもしれません。

今日から国慶節が始まり、中国と香港市場が休場となります。中国恒大については、7日の連休明けにかけて様々な憶測が流れるでしょうが、国慶節初日から大きな発表が流れる可能性は低いかもしれません。

東京時間に発表される経済指標も主だったものはなく、中国が休場のため
豪ドルを中心とするコモディティ通貨も動意薄になることが予想され、東京時間は小動きの展開となるかもしれません。

欧米市場は、ユーロ圏HICPコア速報値やFRBがインフレ指標として最も重要視している米個人消費支出(PCE)が発表されます。指標などにより相場展開が急速に変わる可能性もあることには警戒しておきたいところです。

◆ポンド円 GBPJPY

画像1

昨日で月足が確定しましたが、ポンド円は3ヶ月連続で陰線となっています。一時的に150.00円を割り込む展開もありましたが、週足では髭をつけて戻っている状況ですので、現状では150.00円のサポートは意識されているかもしれません。
昨日は、150.00円を割り込んで終えましたが、今朝は150.00円に戻る動きを見せており、今日は150.00円のサポートを意識した展開を見ていきたいと思います。

紫MAは下向き、青MAも下向きでデッドクロスしています。
戻れば、売りが入る展開だとは思いますが、150.00円のサポートライン、直近レンジ(149.00-152.50)の中間に位置しますので、少し中途半端な位置かもしれません。

基本は、紫MAまで戻れば戻り売り(MAGIC32)、青MAまで戻ることも想定した売り(MAGIC42)狙い。

上抜けすれば見送ります。

◆ポンドドル GBPUSD

画像2

ポンドドルは、先月は大陰線で終えています。月末にドル買いが進み、今週が大陰線となっています。
意識されていた、1.3700、1.3600、1.3500を次々に割り込み1.3400まで売りが入りましたが、昨日は調整の戻りが入り流れが止まった模様です。

紫MA、青MA共に下向きですので、下落の流れは継続していると思いますが、直前の下落が大きかったため、現在のレンジ(1.3400-1.3500)よりも大きなサイズのレンジを意識していた方が良いかもしれません。

基本は、紫MAを基準とした売り(MAGIC32)も想定しておきます。戻りが強くなる展開となれば、紫MAの向きに注意して買う展開(MAGIC31)も視野にいれたいと思います。

ただ、週末ですので無理なポジションを取らないように気をつけたいと思います。

◆ポンドオージー GBPAUD

画像3

ポンドオージーも9月は2ヶ月連続の陰線となっています。
週足も大陰線となっていますが、1.8600付近のサポートは意識されていそうで、この水準で下げ止まっています。

紫MA、青MA共に下向きで青MAは赤MAをデッドクロスしてきており、戻れば売りが入る展開ですが、現在値はサポートが強いと思われるため、この位置からの売りは注意が必要です。

基本は、紫MAまで戻れば戻り売り(MAGIC32)狙い、戻りが強い展開となれば、紫MAの向きに注意して買い(MAGIC31)も想定しておきたいところです。

東京時間は豪ドルの動意が乏しいと思いますので、欧州時間からのポンドの動きを待つ展開になりそうです。

◆まとめ

今日は、月初で週末金曜日です。また、大きな下落の流れの構成局面となる可能性もあるので、神経質な動きになるかもしれません。
ルール通りのエントリーで、無理せず取り組んでいきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?