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なぜ銀行は「合同会社×バーチャルオフィス」の組み合わせを嫌がる?
こんにちは。元銀行員 勤続10年、法人融資営業をしていた谷本と申します。
現在は独立して、主に中小企業の財務担当者のアウトソーシング事業を行っています。
今回はタイトルにある通り、なぜ銀行は「合同会社×バーチャルオフィス」の組み合わせを嫌がるのか解説したいと思います。
融資にお悩みの方は、弊社にご相談ください。
(※氏名・社名・業種・Facebook URL・メールアドレスなどを添えてお問い合わせください)
マネーロンダリングの懸念
![マネーロンダリングの懸念](https://assets.st-note.com/img/1719125745872-k6pUKJdLD9.jpg?width=1200)
何よりも銀行が一番懸念しているのは、マネーロンダリングの観点です。
マネーロンダリングとは、資金洗浄を指します。
要は、反社や不明瞭な資金を複数の口座を通し、出所を分からなくする行為に「合同会社×バーチャルオフィス」の組み合わせがよく使われています。
他にも、「合同会社×バーチャルオフィス」の組み合わせが最も低コストで法人を作ることができることから、銀行から融資を受けて数ヶ月で音信不通になる事案を複数銀行が経験していることも挙げられます。
銀行が、この組み合わせ企業に痛い目を見ているのです。
融資を受ける際の注意点
![融資を受ける際の注意点](https://assets.st-note.com/img/1719126177175-DsqYhzmgJW.jpg?width=1200)
ここでは、「合同会社×バーチャルオフィス」の組み合わせが上手く融資を行ける際の注意点やポイントを解説します。
自分の座席を1つは確保する
融資を受けるためには、バーチャルオフィスでも自分の座席を1つは確保しておくことが大切です。
銀行において、必ずしもバーチャルオフィスがダメなわけではありません。
会社として、1つ座席(机)を確保していれば良い場合もあります。
それを理解しているバーチャルオフィスであれば、座席を1つ確保しているプランを持っているケースもあるでしょう。
少額の資本金にも注意する
今は、資本金1円からでも法人を作れる時代です。
しかし、銀行は資本金額が少額な企業を非常に警戒しています。
低コストなバーチャルオフィス、低コストに法人設立できる合同会社、それに加えて資本金が少額だとどうでしょうか?
さらに、犯罪の臭いがしてくるのです。
融資額の1/3の資本金を用意する
銀行や日本政策金融公庫から融資を受けたいと思ったとき、最低限準備をしてほしい自己資金額があります。
一つの目安は、融資を受けようと思う金額の1/3の資本金です。
ネットで検索すると、「自己資金ゼロでも融資が受けられます!」などというコンサルの記事が出てきます。
しかし、それはやり方として正しくない方法です。
絶対にお勧めしません。
起業は準備をして行うもの
![起業は準備をして行うもの](https://assets.st-note.com/img/1719126710938-IUR3Vi5jbP.jpg?width=1200)
起業というのは思い立ったらするものではなく、しっかりと起業を見据えて準備を行いスタートするものです。
「準備期間をどう過ごしてきたのか」といった点も、とても重要な融資審査のポイントになります。
起業を考えているのであれば、しっかりと準備を行いましょう。
融資にお悩みの方は弊社に相談を
![融資にお悩みの方は弊社に相談を](https://assets.st-note.com/img/1719127247544-cEndrrq6pe.jpg?width=1200)
「合同会社×バーチャルオフィス」の組み合わせが、必ずしも融資を受けられないわけではありません。
しかし、以下3つの要件を満たす場合は要注意です。
合同会社
バーチャルオフィス
資本金少額
この組み合わせは入口から融資申込、場合によっては口座開設から断られる可能性が高いことを覚えておいてください。
気になることがありましたら、まずはご相談下さい。
相談に関する質問については、以下の記事でお答えしています。
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主に銀行融資関係(資金調達)のコンサルを行っています。
資金調達が出来た際の成功報酬は基本的に頂いておりません。
理由としては・・・
・1度融資を利用する企業は、その後、2回目、3回目と利用があります。
・長いお付き合いをすることで、お互いの信頼関係を築くと共に、今後の資金繰りについて責任を果たすためです。
ですので、契約先とは最低でも毎月1回は定例でコミュニケーションを取らせて頂き、その都度、資金調達のタイミングや事業方針などについても議論をしております。
社長の望む調達金額を受けられる決算書の作成を得意とします。
銀行融資にはいくつかポイントがあります。
粉飾などによらず、目指す決算書にたどり着くよう、決算月の約半年前からすり合わせを行います。
このすり合わせとは、紙面による数字との睨み合いに留まりません。企業における営業活動など、包括的に関わっております。
これは、税理士や一般的なコンサルタントでは分からない分野です。
お客様によりますが、御社での私の名刺を作ってもらい、銀行対応全般をお任せ頂いております。
銀行対応において、代表者や責任者の方にご同席頂くのは、基本的に初面談時と契約時のみです。
融資実行までの中間の交渉は、全て私がお引き受けします。
(金融機関や個別対応でお受けできない場合もあります。)
CFO的な立ち位置で長きに渡りお役に立てればと思います。
創業融資のお問い合わせも多く頂いております。(R3年実績30社程度)
創業計画書の書き方にお悩みではないでしょうか?
大口の資金調達のコーディネートも行います。
これから事業が大きく成長する中で、どのように銀行と付き合おっていくべきかお悩みではないでしょうか?
収益物件購入、不動産業者、保険営業マンからのご相談もあります。
ご自身では分からない銀行のこと、たくさんあります。
銀行内には独自のルールや文化が満ちあふれています。
現在、お付き合いを頂いている企業は東京が主ですが、リモート対応も可能です。場合によっては出張も致します。
事業を頑張る経営者の皆さまのお役に立てる記事をこれから書いていきたいと思っております。
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