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「個性的」であることの攻撃性について・四柱推命・金気が極まる「景色」

先週の土曜日、写真教室「遊美塾」の今期最後の授業でした。
最後の授業は、今までの総復習。
先生から「課題」を受け取り、それを4人ずつ振り分けられたグループ皆んなで試行錯誤しながら写真を撮ります。
撮った写真を先生に添削してもらい、「合格」できたらめでたく次の「課題」に進みます。
「課題」は全部で12個。
今までの授業で習ったことを駆使すれば「合格」できるとは言うものの・・・・難しかった・・・

私たちのグループは、10個クリアしたものの、時間切れとなってしまいました。
でも、光の当て方を工夫したり、色合いを編集してみたり、背景にこだわってみたりしながら、「切り取られた景色」を作り上げるのは、とても楽しい作業でした。


今回の写真の中で、自分的に一番はこちら。

お題「ノートとペンをカッコ良く撮る」


尖ったペン先に光を当てることで「鋭さ」を表現してみました。
撮った画像を眺めていると、英国の作家エドワード・ブルワー・リットンの戯曲「リシュリー」にある「ペンは剣よりも強し」と言う言葉が浮かんできました。
そして、それは、金気が極まった「景色」でもあると思えてきたのです。


金気は「固まり」
冷たく引き締まり、他者と交わる要素がありません。
自分と他者の間に「境界線」を引きます。
それは、「個性」とも解釈できますし、他者の影響を弾き飛ばす「意思の強さ」と考えることもできます。
周りに削られることもないので、極まると角が鋭敏になって鋭さを増します。鋭さを増した金気は、まるで鋭利な「刃物」の様となり、触れるものを傷つけてしまいます。

不正を正す「メス」となって、世の中に新風を吹かせるのは金気のパワー。
なので、「正義感」として解釈をすることもできます。新陳代謝には、とても重要な役目を果たしてくれますね。


五行は常にバランスをとろうとしています。
なので、一つの気が極まりすぎると、その気が持つ特徴が過剰になり、バランスを崩してしまうため、その要素の負の面が現れるとされています。
金気の場合について考えてみました。

金の特徴として、先ほど書いたように、「意志の強さ」があります。
これは、野心的な性格を持つことでもあり、自分の思いを通す為に、障害となるものを切り捨てていく行動につながっていきます。
このような性格が極まってしまうと、自分の目的を達成するために、他人を攻撃することも辞さなくなり、「攻撃性」が強められてしまうのです。


また、金気が極まりすぎると、自分の「個性」を大事にしすぎ、それゆえ他人との共感や理解が希薄になってしまいます。なので、「個性」を発揮するせいで傷つく人がいても、傷つく側が間違っていると考えてしまうかもしれませんね。


触れることさえ恐怖を感じる「ペン先」を表現するには、まだまだ道のりは遠いですが、来期の写真教室「遊美塾」でも、頑張って学びたいと思っています。


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遊美塾福岡の写真展が開催されます。
会期 :5月9日〜14日
会場 :福岡市立美術館

ご都合が許せばぜひ。
お気軽にご来場くださいませ。

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