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「春」だからこそ「金」が重要:四柱推命

週末、エステサロンに呼んでいただき、出張鑑定をしました。
イベント開催を自粛されていたので・・・・
こちらのサロンに行くのは3年ぶり。
お声かけいただき、本当に嬉しい!
お得意様限定のイベントなので、毎回占いを受けていただいていたお客様たちとの嬉しい再会もありました。

世の中が「脱マスク」へと動き始めたこともあり、美容業界も活気ついているとか。ワクワクしますね。


イベント鑑定では、不思議なくらい「相談内容」が偏ります。
今回は、今までの「わたし」と決別したい!
実際に、決別宣言をした人、これから決別宣言をする予定の人、予定はないけど心は決まっている人などなど。
それが仕事だったり、住居だったり、また人間関係だったりと状況はさまざまですが、皆様本当に清々しくて、前向きで、お話を聞かせてもらう私の方が、背中を押してもらった気持ちになってきました。


何かと決別するとき、強く発動する気は金気です。
金気は、固い塊の様。
塊は、塊以外のものとの間に頑丈な「境界線」を引っ張ります。
「塊」と「塊以外」に分断するのです。

金気は、「個性」や「オリジナル」「自分らしさ」を示し、「混じり合う」ことを嫌います。なので「孤独」でもありますね。

同じ固まりには土気もありますが、土気は外からの影響を受けます。
木々が根を張るのを許しますし、人々が開墾することも受け入れます。
そこが金気と土気の大きな違いです。


では、金気だけで十分か、と言うと
残念ながらそれではダメ。気は「流転」するもの。
なので、一つだけ使っても動かない。止まってしまいますよね。
決別したその先に、向かう「目標」が必要なんです。

「目標」に向かう動きを持っている気は木気です。
固い種の殻を破って、地上に芽を出す「新芽」の様、これこそが木気の特徴です。
「新芽」は太陽に向かって伸びていきます。

金気で決めて木気で動かす。
こんな「景色」が、新しい「門出」に向かって流れている「景色」でしょうね。


五行の関係では、金気は木気を剋すと考えます。
つまり、枝葉を伸ばそうとする木気に対して、金気はまるでノコギリやハサミで伸びゆく枝葉を切ってしまうイメージです。
好き勝手に枝葉は伸ばせないけど、剪定してくれるとも考えることができます。盆栽やフラワーアレンジメントを作り上げるように、将来の目指す「景色」に向かうよう、切磋琢磨すると良いですね。

剋するのは、「切る」のではありません。
木気は金気にであうと「畏れる(おそれる)」のです。
つまり、「畏敬の念」を抱き、わがまま放題には振る舞えなくなる。
飾る場所や、見てくれる人の好みや、季節などを考えながら、アレンジメントを作り上げていくみたいな感じですね。


今年の十二支「卯」は旺盛な木気が特徴。
しかも、今月は「卯」月。
ダブルの「卯」で、木気が頑丈。
そんな時に、キッパリと「決意表明」をされた皆様には、大きな太陽が昇る方向を向いておられる方ばかりでした。


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