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成功報酬制度を利用するか?

2020年。
年が明け、ついに体外受精にステップアップすることに決めました。
まず、先生と相談したのは、成功報酬制度を利用するか否かということ。
この成功報酬制度とは、心拍が確認でき、クリニックの卒業が決まった際に成功報酬(まとまった金額、わたしのクリニックの場合は35万円)を支払うというものです。
もちろん、心拍が確認出来なければ、全てが無料というわけではなく、一部治療にかかる費用は発生しますが、成功報酬制度を使わない場合よりも、圧倒的に安く済みます。

予算感でいえば、妊娠が成立した場合、55万円〜70万円程度がかかり、妊娠が成立しなかった場合には、20万円〜35万円程度で済むというイメージです。
この成功報酬制度には諸々条件がありました。

•39歳以下である               •低刺激周期での採卵である          •余剰胚は基本胚盤胞凍結する         等々、、、

※現在は条件が変わっている可能性もありますので病院HPを確認することをおすすめします。

成功報酬制度を使うか否かについては夫ともかなり相談しました。この制度を使わない方がトータル金額は安く抑えられそうだったからです。とはいえ、安くはない費用がかかる体外受精。上手くいかなかった時の気持ちを考えると、高いお金を払ったのに何も得られなかった、、、となるよりは、成功報酬制度を利用しておいた方が良いのではないかという結論に至りました。元気な子供を産むということが目的なので、その第一歩となる子供を授かることが出来たのであれば、大きな金額(ここでいう成功報酬35万円)を払うとしても、すっきりとした気持ちで払えるのではないかと思ったからです。

結果的に、この制度を利用して良かったと思っています。一度目の移植時に上手くいかなかった時に、金銭的負担が少なく済んだということで、ダメージが軽減されました。また、わたしの場合は、第二子も望んでいるため、低刺激であれど、複数の受精卵を取っておきたいという気持ちもありました。

そのあたりのことを先生と相談し、この制度を利用することにしました。病院側の、上手くいかなかった時に、次の治療への金銭的負担を少しでも軽くするという想いに、わたしはとても救われたと思っています。

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