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ヤロウ(エッセンシャルオイル / 精油のプロフィール)

ヤロウ / Yarrow(学名:Achillea millefium) キク科

ヤロウは、ヨーロッパから西アジアを原産とするキク科のハーブで、和名を西洋ノコギリソウといいます。

北米にも広く自生し、600kgのヤロウから約1kgの精油が抽出されます。

ハーブティーとしても広く親しまれています。

スウェーデンではホップの代わりにビールの香り付けにも使われていたことも。

ヤロウのハーブは、トロイア戦争で、負傷した戦士を手当てするのに使われたと伝えられています。

スコットランドでは、ヤロウ葉には悪霊を追い払う力があると考えられ、お守りに使われたり教会で使われたりしてきました。

ヤロウの精油は、カマズレンという成分を多く含み、濃いブルー色です。

色や香りはジャーマン・カモミールに似ていますが、ジャーマン・カモミールよりややクールでシャープな印象です。 

ヤロウのエッセンシャルオイルは女性ホルモンに作用し、月経に伴う様々なトラブルを調整します。

また、更年期障害の症状を和らげる働きもあるとされています。

髪の毛の成長を助ける効果もあるそうです。

ヤロウの香りは気力が衰えているときに元気付けて活力をもたらす香りです。

また直感力を高める作用があり、人生の転換期に役立つエッセンシャルオイルです。

注意) 妊娠中の方は、ご使用はお控え下さい。


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