ルーツに触れて感じたこと
秋田から取り寄せた6代前のご先祖のお名前まで書かれている戸籍は情報が盛りだくさん。
整理するのもなかなか大変です。
前回からの続きを書く前に、今回はちょっと休憩。
家族、先祖、歴史上の人・・・
6代前、文化文政期(西暦1800年頃)の先祖の名前まで戸籍だけで遡れるとは、全くの素人の私は想像もしていませんでした。
大河ドラマや歴史の番組で耳にした江戸末期の元号がずらりと戸籍の中に並んでいます。
祖父は明治生まれなので手の届く時代という感覚がありますし、先祖というよりおじいちゃん、おばあちゃんという「家族」を感じる存在です。
その前の代である曽祖父母はわずかながら写真も残っているし、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんと呼んでみたり、父のおじいちゃん、おばあちゃんであるという認識が、会ったことないけれど少し前の時代の「家族」と感じることができます。
でもそれ以上つまり高祖父以上となると「家族」というより「先祖」というより、「歴史上の人」という感覚になります。
何せ、生まれた時代が「江戸時代」なのですから!
慶応、元治、文久、万延、安政、嘉永、弘化、天保、文政、文化・・・
こんな元号が戸籍の中にたくさん見られました。
the 幕末!!!!
私の先祖には歴史の表舞台で活躍するような方はいませんでしたが、確かにその時代を生きていたのだと思うと不思議な感じがします。
そんな感慨を噛み締めながら、手元に届いた戸籍を何度も何度も見つめていると、それぞれの人生に触れられたような感覚になる瞬間があります。
そしてホログラムのように景色が浮かび上がってくるのです。
さぁ、時間旅行はまだまだ続きます。
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