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栄養素のお話

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2020年7月の記事一覧

コレステロールの本当

動脈硬化や心疾患は動物性脂肪の摂取が原因だとされていますが、そもそもそのもとになる論文は、有意に操作したものであったと暴露されています。 肉や卵、乳製品の摂取量を減らすための、この50年間の努力は悲劇的だ。キーズ博士の説を証明するために多額の資金が費やされたが、その食事法による恩恵は何も示されなかった。飽和脂肪酸にまつわる仮説をいったん寝かせ、国民の健康を悪化させている別の犯人を探すときがきた。 脂質の一種、コレステロール値が高いと体に悪いという説は、栄養学最大の嘘かもし

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1日に摂りたいタンパク質量

タンパク質量として、おおよそ1日に必要なのは自分の体重分の数字にgをつけた量。(運動する人はもう少し摂った方がいいですね) 50kgのかたならば50gぐらい。 肉魚卵で質量のおおよそ20%がタンパク質です。 100g食べるとおおよそ20gのタンパク質が摂れるという意味ですね。 なので、体重50キロの方が50gのタンパク質をとろうとすると、1日にトータル250から300gぐらいの肉や魚や卵が必要です。 1日3回食事するとして、毎回100g程度の肉、魚などという感じです

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抗酸化

私たちが生きていくためには酸素が不可欠ですが、身体に取り込んだ酸素の一部は、他の分子と結びついてとても高い酸化力をもつ「活性酸素」になります。 活性酸素は殺菌力が強く、体内では細菌やウイルスを撃退する役目をしています。ところが活性酸素が増えすぎると、正常な細胞や遺伝子をも攻撃(酸化)してしまうのです。 私たちの身体は加齢とともに老化していきますが、これは活性酸素によって細胞が金属と同じように錆びていくことと同じと考えてよいでしょう。 「錆びる」つまり「酸化」は活性酸素の

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ミネラルが足りない

前回までの記事で、ミネラルやビタミンが代謝には欠かせないということは十分にお分りいただけたのではないかと思います。 エネルギー的な主役は炭水化物、脂質、タンパク質ですが、影の立役者、縁の下の力持ちはビタミンやミネラルだという事ですね。 では、ミネラルやビタミン、どうやってとればいいかというと、野菜から摂れるのがベストではありますが、その野菜からはすっかりミネラル分が減ってしまっています。 砂糖やコメなど、精製することによってミネラルが削がれてしまったのも一因といえます。

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代謝、そして酵素のこと

代謝が落ちた…とか、代謝が悪いのよね、みたいな言い方をよくされてますが、代謝って、なんだか漠然と捉えられているように思います。具体的に何を指しているのか、わかっているのかなぁという印象。(私自身もいまひとつ理解していなかった…) ちなみに代謝は英語で「 metabolism」といいます。日本語でメタボというと肥満という意味になっていますが、英語だとその状態はメタボリックシンドローム。英語のメタボリズムは代謝を表します。

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肝臓の代謝

三大栄養素はすべて肝臓、肝細胞で代謝されます。

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消化酵素による栄養素の消化

食べたものは、そのままの状態で血や肉になるわけではありません。 胃や腸で小さく分解(消化)され、体内に吸収されて、はじめてからだをつくるもととなります。 いくら栄養豊富だといわれる食品を食べても、「消化・吸収」されなければ体内で使うことができません。 今回も、「消化・吸収」がどのようにおこなわれるかについて書きます。

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消化器官のこと

これまでお話ししてきた五大栄養素のうち ・炭水化物 ・タンパク質 ・脂質 この3つは、エネルギーの元になったり、からだをつくる元になります。 今回は、この三つの栄養素が、消化器系の臓器でどのように消化吸収されるかについて書きます。

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ミネラル

ミネラルは、無機質、灰分(かいぶん)などともいいます。

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ビタミン

ビタミンは、エネルギー源や体をつくる成分ではありませんが、人が健全に成長し、健康を維持するための働きをしています。

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脂質は細胞膜の構造と機能に必須です

上の絵は細胞膜を簡単に表したものです。 脂質は細胞膜の構造と機能に欠かせないものです。

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