イギリスパン焼きました。
いきなりぽっかり空いた1日。
仕事もしたいけど、パンも作りたい。そろそろ石鹸も仕込みたい。
こんなに時間があれば何でもできる。
でもやりたいことがあり過ぎて、情報が完結しない。
故に何もできない。
・・・なんて、無量空処状態になっていたりして(笑)
とりあえず、頭の中でぐるぐる考えてても仕方ないから。
明日の朝のパンがないから、パンを作ろう。
仕事のほうは、石鹸の材料の在庫を再度確認。たぶん明日以降に足りない材料は届くはずだし。動画撮影の確認もしておこう。合間にレジュメ用の資料集めすればヨシ。
という訳で、仕事を投げ出し・・・いや、最低限だけすませて、イギリスパンを仕込むことにした。
ご存知の方が多いと思うけれど、いりあはパン作りが結構好きだ。
暇さえあれば(いや、結構忙しい時でも)、パン生地を捏ねている。
でも、パン作りって、いざやろうと思っても材料ひとつひとつ計るの意外と面倒。親切なパン教室のレシピは大さじ小さじ表示だけど、実はそっちのほうが珍しくて、大抵のパンレシピは「ベーカーズパーセント」のグラム表記だし。
だからいつも使う材料なら「大体このくらいで何g」と覚えておくと、すごく楽。バターも上紙に10gごとにラインが入っていたりするし。
ドライイーストは、小さじこのくらいで約3g。
何度も作って慣れてくると、だんだん目分量で砂糖やスキムミルクとかもほぼ正確に計れるようになる(笑)上白糖は、大さじふんわり(ぎちぎちにつめないで)で約12g。今回作るイギリスパンで使う上白糖は6gだからこの半分。
塩はいろいろ種類があってそれによって違うかもしれないけれど、いりあがいつも使っている伯方の塩は、小さじ1で約6g。
何度も作って慣れてくると、だんだん目分量で、砂糖やスキムミルクなどもほぼ正確に計れるようになった。さすがに量が多い小麦粉は無理だけど(笑)
食パン型で焼くパンは、一見きれいに焼き上がっても冷めていく過程で、へちゃりと腰折れすることがある。だから、しっかり捏ねる、しっかり発酵させるのがポイント。
1次発酵中に、食パン型にショートニングを塗る。
ショートニングは無風味だから型から抜きやすくするためや、粉の風味を生かしたいパンを作る時の油脂分として使う。
いりあは、パン用の刷毛は「浅草かなや刷子」を愛用している。ここの刷毛はとても使いやすい。ちなみにここの馬毛歯ブラシも超オススメだったり(笑)
1次発酵終了の目安は、粉つけた指で穴開けて、その穴が戻らなければOK。
今回は3分割して、約10分弱お休みさせる(ベンチタイム)。
ベンチタイムが終わったら、しっかりガス抜きしながら丸めて食パン型へ。
イギリスパンは山が3つあるのが特徴なんだそう。
最初、両端に生地を入れて、最後に真ん中に詰める。
濡れタオルかぶせて2次発酵へ。
今回のイギリスパンは「まいにち、パン」のレシピ。著者はアンデルセン名誉マイスターの城田さんで、16歳でアメリカに渡ってパン修行した(!)経歴とか、読み物としてもとても面白くて、日々パンと向き合ってきた姿勢もとてもステキ。何度も読み直しているいりあのバイブル。
季節によるかもだけど、今回は2次発酵 40℃ 35分、このくらいの状態であげた。
オーブン220℃ 予熱するのにも数分かかるので。型の高さぐらいまで膨らんだら発酵終了。焼成へ。220℃ 27分。
イギリスパン焼き上がり!
んん、しっかり膨らんたし、なかなかの出来映えじゃないでしょうか。
今回、仕上げの卵液塗らなかったので、マットな仕上がり。
でもこっちのほうが、いりあ好み。
冷めてから、ちぎってみたら、もっちりしていて、生地の引きもいい感じ。
軽い塩味で飽きない味だから、バターでもジャムでもハチミツでも相性はいいと思う。
明日の朝ごはんが楽しみです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?