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ベーコンエピが焼けました。

飽きもせずにパンを焼いております。

今シーズンの石鹸作業は今日から始まりました。
これから忙しくなります。
とりあえず今月末までに5種類は仕込まないとだし。
パン作り脳を石鹸作り脳に切り替えていかないといけないのだけど。

何故かまたパンを焼いていたり(笑)

今回焼いたのはベーコンエピ。麦の穂をイメージした、ベーコン入りのリーンな(素朴な)生地のパン。
お世話になった方にお会いするので、いりあらしいお土産にいいかな、と思って。ついでに自宅用の分も一緒に。

「ぱんだのぱんやさん」でもおなじみの作り慣れたパンで、定番はベーコンのみだけど、とろけるチーズをプラスすれば、ぐっとボリューミィになるし、ベーコン&粒マスタードという組み合わせもよいし、アレンジ無限大。

今回は「ビールやお酒のおつまみになるように」と思って、ベーコン&黒コショウというアレンジで作ってみました。

粉はカメリアで。このパンはパリっと仕上げたいから、水分量は控えめにしたほうがいいかも。

「パン作り」って経験だと思うのです。作る工程が多いのも大変だけれど、それよりもどのくらい捏ねるか、発酵の見極めとかが大事で。さすがに1~2回作っただけじゃわからないかも。

後は「成功体験」かな。これは絶対に必要(笑)「上手に焼けた!美味しい!」というのは「また作ろう」という原動力になるから。だから、パン作り初心者さんは、本見て自力で作ろうと思わないで、一度どこかの教室できちんと美味しいパンを作ることをオススメします。

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400gのカメリアを捏ねて叩いて。このくらい表面がつるんとしてきたら1次発酵へ。40℃、25分。

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発酵上がったら、4分割してベンチタイム10分弱。これも経験上の判断。まだ気温高いし、4個成形する時間を見込んでちょっと早めにベンチタイムを終わらせています。成形している間も発酵はすこしずつ進んでしまうから。

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ベーコンは東京ウインナーさんのだからおいしさは保証付き。今回はベーコンエピ1本につき2枚使用。1次発酵している間にキッチンペーパーで浮き出ている脂をおさえておく、ひと手間は大事。脂が生地につくと成形しづらいし、脂でべっちょりとした仕上がりになってしまうので。

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よくパンのレシピを見ると「生地を○センチ×○センチの長方形に伸ばして~」という記載を見かけるけれど、律儀にスケールで計ることもないかと。ベーコンエピの場合は「ベーコンを2枚横に並べておける大きさ」に伸ばせばいいんですよ(笑)

割といりあはそのあたりは緩く大雑把です(^_^;

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ベーコン2枚を伸ばした生地の上に置いたら、黒コショウをふって、手前からしっかりくるくる巻いていきます。で、とじ目をしっかり閉じて1本のバトンにしたら、とじ目を下側にして軽く押さえ、ハサミでナナメに切り込みを5回ほど入れて、それをひとつずつ左右に開いて「麦の穂」を作っていきます。

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成形のポイントは「切り込みを深めに入れて、しっかり左右に開く」こと。ここを甘くしてしまうと2次発酵終わった頃に、開いたはずの麦の穂がぼけてしまうので。切り込みの角度もきつめに入れたほうがカッコよく仕上がります。

ひとまわり大きく膨らんだら、2次発酵終了。2次発酵終了したら生地はもう動かせない。カッコ悪くなっても諦めてください(笑)

今回は4本で焼いたので天板2枚使って、2段 210℃、21分の焼成。

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手前のはカッコよく焼けたけど、奥側のはちょっと成形甘かったな。反省。

でも焼き上がりは、プチプチ歌を歌っていたから、いい出来。冷めてから味見をしたけれど、うん、美味しく焼けてました。

美味しい焼きたてパンは歌を歌うんですよ。

オーブンから出した生地が、冷えて縮む音なんだそうですが。

いつかその音をうまく撮ることができたら・・・みなさんにも聞いてもらいたいな、と思っていますよ。

さて、次回は、何のパンを焼こうかな。

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