オリジナルフレグランス作りのお店をオープンしてから気が付いた事。
オープンして1ヶ月が経ちました。
おかげさまで予想した倍の忙しさとなってます。。
1ヶ月先の土日はほぼ埋まってる、というほどの。
有難いですね。
様々な香りを作る中で色々な個性や世界観が出てこちらとしてもとても楽しいんです。
その中でも特に上手だなあと思う方や、大事だなあと改めて思う事があるためその気付きと共に、ご紹介していこうと思います。
まず一つ目の香り作りが上手な方の特徴としては
【大きなテーマが決まっている事】
⚪︎爽やかなフルーティー系の香り
⚪︎お香を焚いた時のような落ち着いた香り
⚪︎お花をメインとして花畑の様にしたい
これを決めているかどうかで大きな差が出ます。
市販のフレグランスにはすでにテーマが決まっておりそれに合わせたブレンドがされて世界観
が決まっています。
AROMABLENDBARの場合はまだ混ざっていないシングルオイルを取り揃えているため、ただ好きな香りを見つけるよりも大きなテーマを決めた中で好きな香りを選んだ方が自分がイメージした香り作りがしやすくなります。
沢山並んだムエットをただイメージなく何度も香るのは目的地がないまま道を彷徨っているのと同じです。
時間をかければかけるほど良い香りが作れるわけではなく、逆に香りがわからなくなるのでオススメしません。
なんとなくで良いのでイメージを固めた状態で、そして直感的に香りをテストする事で目的地へ到達出来るのです。
二つ目
【他ブランドのフレグランスを意識しない事】
これは非常に多いのですが、ブランドにもよりますが例えばジョーマローンの様なフレグランスの香りを引き合いに出してしまうと"自分の好きな香りを見つける"と言うよりは"それに似た香りを探す"という事になってしまいます。
この場合は最初からジョーマローンのフレグランスを購入した方が満足した香りが手に入ります。
また元々その様なブランドのフレグランスは合成香料も沢山使いながらベースノートもかなり強めに調香されています。
そのためAROMABLENDBARのテイストとは若干離れてしまいます。
どのフレグランスブランドにもそれぞれの世界観がありこだりがあります。
市販のフレグランスはプロの調香師が何度も試作をし作り上げた作品、アートです。
人のアートをモチーフにしながら作品を作るよりもその場で香りの旅をしながら自分だけの香りを作る楽しさを存分に味わってほしい、
そしてAROMABLENDBARの心地の良い香りという世界観を感じてもらいながら作って頂きたいと思っています。
それがオリジナルフレグランス作りの楽しさでもあるのです。
三つ目
【香りのバランスが上手】
⚪︎甘い香りを入れたから甘くなりすぎない様に爽やかな香りを入れよう
⚪︎シトラス系の軽い香りばかりいれたからちょっとだけウッド系の重い香りをいれてみよう
この様に香りが単調にならない様に自然と考えながら香りをブレンドしていく方がいると上手いなあと思ってしまいます。
トップノート、ミドルノート、ベースノートとありますがベースノートが実はとっても重要です。
トップからミドルまでは少し時間が経てば香りが飛び、人に感じてもらう香りはほとんどベースノートの香りだからです。
最後に残る香りを甘くしたいか、爽やかにしたいか、かっこよくしたいか、官能的な香りにしたいか
テーマを考えた後はここを決めると凄く綺麗な香りを作る事が出来るのです。
と、色々と語ってしまいましたがここまで考えてしまうと作りにくるのが不安になってしまうかもしれませんよかね、、
ですが大丈夫です!
分からない方には好きな香りを選んでもらいながら香りのバランスはこちらからも提案したり、調整したりします。
香りの濃度をソフト、ナチュラル、ハードからお選び頂くのですがハードにされた方にはベースノートを深く入れる提案なんかもしています。
ぜひ楽しみながら、そして心地の良い自分だけの香りを見つけにきてくださいね!
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