生きる意味とは。
生きる意味が見つからない。
生きているのがしんどい。
様々な問題や悩みを抱えていると『生きる』ということについて考えてしまうことがある。
そんな人に対して、
生きていれば見つかるよ!
生きることに意味があるんだよ
と言う人がいる。
そう言える人は恐らく『しんどい世界』を生きたことがない人だと思う。
小さな公園を埋め尽くすように咲いた、綺麗なはずの桜が「無」に見えたことはある?
「明日」に微塵も希望を持てなかったことはある?
そう問いたくなる。
離婚する前。肉体的、精神的疲労からクッキー1枚すらも食べられず激ヤセしていた頃に父親から掛けられた言葉。
『親より先に死ぬなよ』
その言葉がずーっと心を駆け巡り、その言葉が私の命をつないでくれた。
大切な人を悲しませたくない。
そう思い生きて、生き延びてきた気がする。
離婚して5年半。
ゆっくりとだけど『生きる意味』を考えることなく、毎日を楽しめるようになってきた。
だから今まだ、
『生きる』のがツライ。
毎日が『しんどい』
そう感じている人に私から言えることは、先はずっと真っ暗じゃないよ、ってことくらい。
冗談じゃなく、本気で現世を諦めて来世に掛けていた私。
どうせ今が駄目ならこれ以上悪くはならないはず!と、勇気を出して一歩踏み出してみた。
するとね、あれよあれよと未来が変わっていった。
だからね、あなたもガンバレ!
なんて絶対に言わないし、言えない。
ただ、
「世界は、未来は変わったよ」
それだけ伝えたい。
『生きる』
未だにその意味は分からないけど、生きてて良かったって思う。
今日もお酒は美味しかったよ。
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