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タテヤマスギ精油を調べてみたら魅力的すぎました。

過去のnote記事をそれとなく見ていると『クロモジ愛を何回語るねん問題』があるなぁと思い(推しすぎですな)…

あれこれ考え……ハッ!と気がつきました( ๏_๏ )

大事な精油を語ってないわ!
富山県の県木『タテヤマスギ』の精油!!!
語りますね♪


タテヤマスギとは

【学名】Cryptomeria japonica
【種別】ヒノキ科スギ属

富山県の県木『タテヤマスギ』の幹は強度が強く建材としても多く利用されています。雪や寒さにも強く、じっくりと成長するため年輪が狭く、とても丈夫であるのが特徴です。

何気に万能!素敵!

スギは日本の固有樹木ですので県木になっている地域も多く、秋田県の秋田杉などは有名ですよね。真っ直ぐに高く伸びる木「直ぐ木(すぐき)」がスギの名前の由来だそうです!

タテヤマスギの幼木↓

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タテヤマスギ精油

スギと聞くと、なんだか鼻がムズムズする方いらっしゃいませんか...

そう...スギ花粉症...お察しします。私もかつてはそうでしたが、現在は「怪しいお茶(←合法です)」を飲んで緩和中♡♡

スギ花粉症の方には敬遠されがちなスギ精油ですが、花粉と同じ刺激は発生しないので、スギ花粉症の方でも問題なく使用できます◎

タテヤマスギ精油は『森の香り』がします。クセがなく、爽やかで、瑞々しい香りが特徴です。強い甘さのある香りが苦手という方にぜひお試しいただきたい精油のひとつです!

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芳香成分‪は今現在50種類以上判明しており、サビネン、‪α‬‐ピネン、リモネンがタテヤマスギの主要成分です。この3つの成分で全体の約50%を占めています。そして、サビネン、‪α‬‐ピネン、リモネンはモノテルペン炭化水素に分類されます。

モノテルペン炭化水素類はイソプレンC₅H₈の分子式が2つでできている芳香分子のグループで、芳香成分の中で最も分子量が小さい為、揮発性が高くなることが分かります(分子が小さいと粘度が低く精油はサラサラ)。

このモノテルペン炭化水素類は柑橘系や樹木系に多く含まれています。タテヤマスギ精油の場合、モノテルペン炭化水素類が約65%近く含有していますので精油の粘度が軽く、1滴入れるつもりがポトポトポトーッと出てきて焦った経験あります・・・(*´Д`*)

(精油はとても希少なもの、大事に使わねばです!)

そして、注目すべきはリモネン!

リモネンと言えば柑橘系、柑橘系と言えばリモネンなわけですが、タテヤマスギ精油には10%以上リモネンが含まれていますので、柑橘系のような...強いて言えばレモンのような香りが感じられます。

この香りが人気の秘密ではないでしょうか。

また、クセのない香りはあらゆる精油と相性が良く、主張しすぎないところも非常に魅力的な精油です。


タテヤマスギ精油の主な作用

タテヤマスギには森林浴効果があります。

思わず深呼吸したくなるような爽やかな香りが心のバランスを整え、リフレッシュ効果とリラックス効果両方の効果が期待できます。気持ちを切り替えたい時、心を落ち着かせたい時、眠れない時...。疲れた心とからだ。ストレスケアにも役立ちます。

目を閉じてタテヤマスギの香りを嗅ぐと自然と呼吸が深くなり、だんだんと清々しく穏やかな気持ちになり、モヤモヤした心が和らぎます(これは私の実体験にもとづく感想です)。

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また、抗菌や防虫作用に優れており、ハウスキーピングでも役立つ精油です。
例えばバケツに1滴加え、フローリングの拭き掃除などにも利用できます。


まとめ

スギは日本で多く自生していますので、日本全国でスギ精油が蒸留されています。

タテヤマスギ精油を蒸留しているのはアロマセレクトだけですが、『タテヤマスギ』と聞くとなんだか雄大でとっても逞しく思わせます。

でも精油の香りは爽やかで瑞々しく奥ゆかしい。

イメージと香りが少しアンバランス。
そんなところにも惹かれるタテヤマスギ精油です。

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執筆者プロフィール

アロマセラピスト 岩瀬 史生子(Shoko Iwase)

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AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
AEAJ認定アロマセラピスト/富山市出身
2011年 リラクゼーションサロン「レゼル・ダンジュ」オープン/2015年 サロン経営の傍らアロマセレクトで働く/美しい植物、人、風景を愛でるのが好き/アイスダンス鑑賞が趣味

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