生乾きくつ下 vs. 精油
ツチヤマ工場日誌ではなく、今回は特別編、家庭日誌です。
常日頃うちの娘は雨降って濡れたときに備えて、予備のくつ下を通学かばんに入れています。
そして先日恐れていたことが・・・。
「お母ちゃん、ごめん。出すの忘れてた。生乾きのニオイ、ヤバイ」
手にはビニールに入っているクタっとしたくつ下。
「『ヤバイ』やないやろ!いつのやねん?!どないすんねーん!!!!!」
湧き上がる怒り。一回生乾きのニオイが付いた衣類はどうやったって取れないってことは経験済みです。
起こってしまったことは仕方ないとはいえ、たった数回しかはいてないくつ下だもの。あきらめきれない。
そんな母親の心情など全く気にしていない娘。酔っ払って寝ている父親の鼻先に件のくつ下をそっと近づけています。
「ふがっ」と寝ぼけた反応にニヤニヤ。育て方間違えたかなぁ…。
ダメもとでバケツに粉石けんを溶かしてくつ下を漬け置き。
そこでハッと精油のことを思い出し、たまたま家にあったヒノキ枝葉の精油を2、3滴入れてみました。
翌日おそるおそるかいでみると、
「うそー!ニオイ取れてるー!」
生乾きではなくヒノキっぽい香りになっていました。すかさず洗濯機でさらに洗って天日干し。完璧。
生乾きってやつは一旦取れたと見せかけて、数日たったらしれっと再来することありますよね。
でも大丈夫。その後現れておりません。
「生乾きくつ下vs.精油」は精油の勝利でした。精油ってすごい。
最初私からは遠くにいた精油だけど、こうやって役立つ様子を目の当たりにすると、少しずつ距離が縮まってきた気がします。
もっとお近づきになりたいものです。
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