見出し画像

琵琶湖散策 石山〜瀬田界隈

3月のはじめに石山駅から途中瀬田の唐橋に寄り道して石山寺までを散策。結構楽しい出会いがあり、よいプチ旅でした。(今回のルートは1番下に)


瀬田の唐橋近くの瓦屋さん

これ見て写真撮りたい気持ちにならない人いる?「映えるわあ〜」の一言。瓦を作っているところではなく施工する業をされている。ちょうど家の前にタバコ吸ってるおじさんがいたので、「ここの方ですか?写真撮らせてもらっていいですか?」「ああ、ええよ〜」って感じで気さくな方。

どんどん中まで案内してくださって、瓦についてもレクチャーしてもらった。

ここで学んだこと。
鬼瓦の口が空いているのが雌。閉じているのが雄。だいたい対になっているんだって。


この鬼瓦は300年ぐらい前のものらしい。ツノの中心部に溝があり凹んでいるのは珍しいらしい。瓦の裏や見えない部分に作者の名前や月日が記されているのだけど、250年以上前のものは書かれていないらしい。これは古いので書かれていないそう。

さて、この写真の鬼瓦は雄か雌かどちらでしょう?はい。正解です!口開いてるから雌ですね。



この鯱(しゃちほこ)も、右のほうが少し口が開いているよね。これからは神社仏閣・お城など歴史ある建物を訪れるときの楽しみが増えた。




詳しい説明、楽しい時間をありがとうございました。
さて、そのお向かいにも風情ある建物が。

『油』という看板があったのだけど、昔は油屋さんだったのかな。今はお店としてはされていない様子でした。外観だけ撮らせていただきました。
郵便屋さん、ご苦労様です。


瀬田の唐橋。車では通るけど、歩くのは初めて?かも!?

瀬田といえば、思い出すのが、小学生3、4年生の頃。橋を渡って東側に、大好きな担任の寺田先生。白髪混じりでメガネをかけてちょっと小柄だったかな、スーツ姿で上品な口元。今でもお顔や声をはっきりと覚えている。

当時仲良しだった、まりちゃんという友達と夏休みに瀬田の唐橋近くにある先生の家に遊びに行きました。瀬田の唐橋の東側、道路から狭い路地を入っていくと、昔ながらの縁側のあるような大きな家があり、そこが先生の家。三世代で住まれていたと記憶しています。今は当時のお子さん世代が住まれているのかなあ。


さて、歩いているとお腹がすいてきたので、どこかで食事しよう。と調べていると、このあたり鰻屋さんがいくつかあるようで、(大好物!)

「室町創業」この老舗感にやられた。


室町創業 うなぎの山重

そして、昼間っからちょっといいものを頂いてしまいました。こういうときは、何かのご褒美ってことにして。大したことしてないけど、日頃頑張ってるご褒美。たまにはいいよねえ〜。いつもおにぎりやお弁当持参ってことも多いし。(それも好きなんたけど)

とってもおいしゅうございました。



食後は石山寺まで


さて、また散策。橋を戻って石山寺まで。途中こんな張り紙があり、このあたりで、朝市みたいなのやってるんだ。面白そう。21日かあ。。。


尺八の教室?

ちょうどひな祭りが近い頃だったね。


もうひとつの出会い

途中で、瀬田川に沿って歩いているときに、スケボーの練習をしている人がいました。でも、よく見ると??あれ、結構年配の方。多分私より上か同世代?

「すごいですね」って思わず声をかけてしまった。「失礼ですけど若い子かと思って。。」

「ははは、まだ練習始めたばかりなんです」って。色々お話させてもらって、「お互いがんばりましょう。笑」ってノリでお別れしました。

瀬田川は、立命館大学や龍谷大学のボート部の練習場があるので、このあたりってたまにしか通らないけど、そのたびによく見る風景です。

石山寺に到着〜。何度か訪れたことはあるので今日はここまで。広い境内をゆっくり散策する余力は復路にとっておく。今日は歩くことが第一目的だし。



今日のコースはこちらです



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?