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ドクダミ祭り【チンキ各種・お茶・料理にも・ドクダミカレー】

朝の散策に出かけて、この時期、よく見かけるのが紫陽花とドクダミ。

歩いているときは、ただ只、きれいだなあ、かわいいなあ〜と楽しませてもらってるけれど、ふと考えたら見た目に正反対の植物だなあと思った。


紫陽花は大輪で鮮やかで色とりどり。
一方のドクダミは控えめでどれも同じ。

ところが、紫陽花は有毒とされているが、ドクダミは十薬と言われて重宝されている。

改めて面白いな。いずれにしても、おふた方ともに早朝に出会えるお楽しみ。

そうそう、庭にも紫陽花とドクダミはいらっしゃる。我が家の紫陽花は少し遅めに咲くので、やっと咲き始めたぐらい。楽しませてもらってます^^


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ドクダミを愛でる

今年の庭のドクダミ収穫。去年にも増して根を広げてさすが勢いある。木陰をさりげなく彩ってくれてます。日陰に咲くのがありがたい。去年からお隣に家が建ち始めて大きな木の木陰どころか、おうちの陰にもなってしまったけど元気。

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このドクダミの花のミルキーホワイトのなんとも言えない愛おしさ。

私たちが花と言っているのは、本当は花ではなくて、ミルキーホワイトの部分は総包といわれていて、飛び出た黄色の部分が花穂で、雄しべや雌しべが密集していて小さな小さな花を構成している。総包はそれを包み込むための部位。魅力的なミルキーホワイトは虫を誘うために光を集めているのだね。

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ドクダミの仕込み

①ドクダミチンキ

●用意するもの

・ドクダミ
・ウォッカ or ホワイトリカーor 無水エタノール
 (無水エタノールの場合は外用のみで使用)
・ガラス密閉容器
・コーヒーフィルター(濾す時)

これさえあればチンキは作れるし他のハーブも同じ。


●作り方

1.    清潔な瓶にドクダミを詰め込んでアルコールをドクダミがしっかり浸かるように注いだら蓋をして冷暗所に保存。
⒉ 約1ヶ月後、コーヒーフィルターなどで濾して綺麗な瓶に移して冷暗所に保存して使う。1年ぐらい使える。

以上。


ドクダミは全草に薬効があるので、全部一緒に浸けてもいいけれど、去年あたりから花と葉を分けて浸けて楽しんでる。

花の量にはウォッカが少し足らなくて、今年はホワイトリカーもプラスした。

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こんな感じ。しばらく浸けておいて、今年はどのように変化するか。去年はウォッカのみだったので。

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葉っぱは、摘みたてを無水エタノールに(こちらは外用として)

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1時間経過、すでにクロロフィルが出てきた。このまま1ヶ月ほど付けて葉っぱがカラカラになってきたら濾して保存する。アルコールのみだし1年は使えます。陽の当たる場所に置いておくと、この緑が茶色になるのが速いので、冷暗所に保存。

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出来上がったチンキの使い方


①スキンローション

スキンローション(化粧水)ならチンキを全体量の10%ぐらいにして精製水や芳香蒸留水で割って作る。
★例えば50mlの化粧水を作るなら5mlのドクダミ(ハーブ)チンキ剤を入れる。(精油をプラスするなら5滴)


②軟膏(保湿クリーム)


③薬草酒として(ウォッカやホワイトリカーで作る場合)

チンキ剤をおちょこ1杯程度薬草酒として飲む。アルコールが苦手な人はもちろん多めの水割りで。炭酸水で割るのも夏にはおすすめ。

④口腔ケアやうがい薬としても

タイムやセージ、オレガノ、ティートリーなどのチンキは、風邪予防や喉の調子が気になるときに、水で薄めてうがいしたり。これはもちろんウォッカやホワイトリカーで浸けること。


ドクダミを乾燥させてドクダミ茶にもお風呂にも

この匂いが大好き!(子供のころはへんなにおいだと思ってたけれど)年齢を重ねて必要になった香りなのか、ただ香りに慣れてきたのか。

残りは吊るして乾燥させて、お茶にもお風呂にも使います。

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乾燥してくると、あのドクダミの香りがすごく甘い香りに変化する。私にはまるでジャスミンのような香り(香りは人によって感じ方が違う)に感じるの。

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ドクダミココナッツカレー(スパイスカレー)

フレッシュのドクダミを料理に使うと、まるでパクチーのような味になる。パクチー大好きな人にはおすすめ。

そのときに家にあるもので作ったので、玉ねぎ多めです。汗
でも野菜もそんなに種類入れなくてもむしろ玉ねぎぐらいで十分。

勇気いりますか? ありえません? ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

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