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お肌の乾燥・小ジワのケア 〜保湿も大事だけど、身体の内側からのケアはもっと大事

こんにちは。
今日は秋〜冬にあらわれやすいお肌の悩みの1つである、肌の乾燥や小ジワのケア法についてご紹介します。

東洋医学から見る『お肌の乾燥』


そもそもなぜお肌が乾燥してしまうのでしょうか。東洋医学ではお肌の乾燥の原因として主に以下の2つが考えられます。

1.肌に栄養を送る「血」が不足している
2.肌のハリを保つためのエネルギー(気)が不足している

まず1番目の「血」の不足についてお話します。
東洋医学の世界では、「血」が身体の中に十分あることで肌に栄養が行き届き、潤いを与えると考えられています。そのため乾燥を感じることのない、潤いのある肌でいるためには、「血」がきちんと身体の中で作られていることがポイントになります。


次に2番目のエネルギー(気)の不足についてですが
「気」は私たちが生きたり活動していくためのエネルギー源とも呼べるもので、様々な働きを持っています。

その多様な働きの中に、
肌や臓器を「持ち上げる」作用や、先ほどご紹介した「血」を作る作用があります。
そのため気が不足した状態であると肌のたるみの原因になったり、胃下垂に悩まされることもあります。

また、気から血が作られているので、気が不足していると以下のような悪循環の原因にもなります。

気が不足する

血も不足する

肌に栄養が行き届かない

肌に潤いがなくなり乾燥気味になる


そのため、肌の乾燥トラブル解消のためには

●気を補う
●血を十分に作ることのできる身体の状態である
(→消化機能を良くする)

これらがポイントになります。

タイプの見分け方


お肌の乾燥の原因には主に2つあるとお伝えしましたが、タイプかにより対処法が異なりますので、自分がどちらのタイプなのか?を見つけることが大切になります。

そこでどちらのタイプなのかを見つけるチェックポイントをご紹介します。

1.肌に栄養を送る「血」が不足している場合

このタイプの場合には肌の乾燥の他に、

・偏食をしたり食事量を減らしがち
・髪がパサつきやすい
・目が疲れやすい
・月経の出血量が少なめ

といったことが見られることが多いです。


2.肌のハリを保つためのエネルギー(気)が不足している場合

このタイプの場合に見られる特徴は

・身体が冷えやすい
・疲れやすい
・むくみやすい
・あまり食欲がない

上記が挙げられます。

ご自身の身体の状態はどちらが近いか?ここでチェックしてみてください。


タイプ別!お肌の乾燥ケア方法

1.肌に栄養を送る「血」が不足している場合

このタイプの方にオススメのケア方法はバランスのとれた食事をとり、それをきちんと消化できる身体つくりをすることです。
それなのでまずは今のご自身の食事を振り返り、バランスを見直してみてください。また、胃もたれしやすかったり、食が細い場合には、胃腸に優しい食べ物を摂取することを心がけていきましょう。
また、目を酷使すると血に悪影響が及びますので、PCやスマホを使用する際には目を休める時間をとることも大切になります。


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2.肌のハリを保つためのエネルギー(気)が不足している場合


このタイプの方は気を補うことがポイントになりますので、
まずは1でご紹介したことと同じように、バランスのとれた食事を摂ることが大切になります。
また、朝起きたら窓を開けて深呼吸をすることもオススメ。朝は「陽の気」に満ちていますから、しっかりその気を体内に取り込んで隅々まで行き渡らせて、それをしっかり吐き出すことをしましょう。
深呼吸をして気が体内に取り込まれることで体もポカポカ温まってきますし、気持ちもスッキリ爽やかになります。
ヨガや気功はピッタリです^^

また、どちらのタイプでも夜ふかしをしないよう心がけましょう。
規則正しい生活を送ることはお肌のためにも、身体の内側のためにもとても大切です。

最後に


今日はお肌の乾燥・小ジワケアについてご紹介しました。
肌が乾燥してくると「保湿!!」と考えがちですが、お肌は身体の内面から整えることで美しい状態を保つことができますので、ぜひ生活習慣を見直しながら内側からのケアをやってみてくださいね^^


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