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デスクワークの疲れに効く頭のツボは百会・風池・天柱

頭のてっぺんにある百会(ひゃくえ)は体内を走る経絡が集まる重要なポイントです。百会のツボを刺激すると脳の血行が促進され自律神経の乱れも整えられます。経絡(けいらく)とは体内をめぐる「気」や「血」の通り道です。神経が集まる場所にツボがあり適度に刺激することで神経の通りをよくし、体の機能を回復させることができます。

百会のツボはいろいろな症状によく効くツボですが特に頭痛、目の疲れ、ストレス性の疲労、イライラ、不眠症などにおすすめです。
抜け毛の予防にも効果が期待されるツボです。

押すポイントは頭の頂上から体の芯を貫くように強めに刺激するとシャキッとします。

百会のツボの場所は左右の両耳を結ぶ線と鼻をまっすぐに伸ばした線の交差する頭のてっぺんにあります。

風池のツボの場所は首の後ろの髪の生え際の大きな筋の外側にあるくぼみです。
風池は体内に入った風の邪気がいちばん溜まりやすいところで風の邪気とは風邪のことです。咳や喉の痛みなど風邪のひき始めに押したいツボです。つまり、風池はかぜの諸症状に対する特攻ツボなのです。
ほかにも疲労回復、首のこり、目の疲れなどにも押したいツボです。

天柱のツボの場所はぼんのくぼの少し下、親指一本ほど外側にあります。
ぼんのくぼは首の後ろの中央、うなじあたりのくぼんだところです。
首や首筋がこった時に無意識で指でもんでいる場所にあたります。
頭痛や眼精疲労、首筋のコリ、耳鳴りなど頭部に関する不快症状によく効くツボです。
デスクワークに疲れた時にはまずは天柱のツボをしっかりと刺激しましょう。


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