《安定感抜群》金謙入り【SPYRAL】デッキの展開理論

アロマです。

今回は、BLAZING VORTEX で登場したカード「金満で謙虚な壺」で大幅強化された【SPYRAL】デッキについて詳しく解説出来ればと思います。

現環境では数の少ない先攻展開を得意とするデッキです。展開系への意識が低くなっている今、このデッキはとても有利な立ち位置に居ます。また、今まで課題となっていた事故率が今回の構築では大幅に下がっていて、ほぼ事故が起きる事はありません。

『【SPYRAL】を組んでみたけれど、なかなか勝てない。』『【SPYRAL】を相手にすると展開が強すぎて勝てない。』『新しいデッキに興味がある！』そんな事を思った方は是非一度、読んで頂きたいです！

1.構築

2020年11月3日の朝霞CSで3位だった構築です！

2.このデッキの強み

【SPYRAL】の強みは、圧倒的な展開力と小回りの利きやすさ、それと「SPYRAL-ボルテックス」の存在です。

このカードに「SPYRAL GEAR-ラスト・リゾート」を装備する事で、突破不可能で強力なシステムモンスターを完成させる事が出来ます。

展開は後で紹介しますが、先攻で展開が通ればそのまま勝ち。という分かり易いデッキです。

また、後攻でも小回りの利く器用な展開が出来ますので、相手の妨害を踏み越えて後攻ワンキルが容易に出来ます。

また、「増殖するG」や「原始生命態ニビル」を相手に使われた場合でも、「SPYRAL−ボルテックス」を「SPYRAL GEAR-ラスト・リゾート」付きで安全に召喚する事が出来ますので、誘発への耐性もあります。

そんな【SPYRAL】ですが、このデッキには高い事故率という弱点がありました。

しかし、既存の構築とは違い、「機械複製術」での新たな展開パターンや、「金満で謙虚な壺」のおかげで以前より圧倒的に安定性が高上しています。

これらが、この新しい【SPYRAL】デッキの強みです。

3.展開パターン

まず、先攻・後攻の選択権があれば先攻を選びます。

先攻で目指す盤面は、以下の通りです。