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「ラベンダー精油はリラックスにいい」を成分や作用を使って説明したいときは

「ラベンダー・アングスティフォリアは、リラックス効果が高い精油なんですよ」

「ユーカリ・ラディアタは風邪の予防にいいんです」


アロマでよく耳にするセリフですが、どうしてリラックス効果があるのか、風邪の予防に効果的なのか?

「昔から使われていてね…」という経験的な意見じゃなくて、科学的に説明したい!となると。

どんな成分分子があって、それぞれにどんな作用があるとされているかがわからないとなかなか難しい。


成分類を知ってると便利です

ラベンダー・アングスティフォリアの主要成分はなんですか?と聞かれたとき。

A「エステル類とモノテルペンアルコール類です」

B「酢酸リナリルとリナロールです」

あなたはどっちのパターンで答えます?


Bタイプのあなた。
芳香成分類っていうのを頭に入れると便利ですよ。

精油の香りを作っている匂い物質(芳香分子)の数はたくさんあるので、ひとつひとつ覚えようとするとちょっと大変。

まずは芳香分子を一定のルールでグループ分けした芳香成分類の名前と、それぞれのグループに期待できる作用を覚えると。

鎮静作用が期待できるエステル類が多いから、ラベンダー・アングスティフォリアはリラックスにいいのね。

抗ウィルス作用が期待できる酸化物類が多いから、ユーカリ・ラディアタは風邪の予防に使うのね。

こんなふうに説明できちゃう。

芳香成分類は、精油の特徴をざっくり掴むのにとっても便利なのですよ。


とはいえ、芳香成分類だけで精油を見るのはザックリし過ぎだったりもして。

特徴的な芳香分子のことも、少しずつ覚えておきたいところ。

おすすめの本とか、そのうち紹介します。

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