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【ラグビー】株式会社アーネストワンは日本製鉄釜石シーウェイブスを応援しています

皆様こんにちは。株式会社アーネストワンと申します。

弊社は2022年より、ラグビーチーム「日本製鉄釜石シーウェイブス」をスポンサーとして支援・応援しております。

今回はチームを応援する1社として、「日本製鉄釜石シーウェイブスってどんなチームなの?」という部分をざっくりとご紹介したいと思います。


日本製鉄釜石シーウェイブスとは?


日本製鉄釜石シーウェイブスは、岩手県釜石市を本拠地とするラグビーのクラブチームです。

「鉄と魚とラグビーの街」と呼ばれるほど、釜石市ではラグビーが親しまれています。

釜石駅前


釜石市の鉄鋼メーカー「新日本製鐵 釜石製鉄所」(※「鐵」は鉄の旧字体)のラグビー部が1979年から1985年にかけて日本選手権7連覇を達成したことで、釜石はラグビーの街というイメージが広く認知されるようになりました。

その後2000年11月、新日本製鐵はラグビー部を「単独の企業が所有するチーム」から、「地域企業の支援・個人サポーターの支援によって活動を行うクラブチーム」へと転換することを決めました。

しかし、クラブ化によってラグビー部は困難に直面します。
当時社会人リーグは企業チームに限られており、釜石ラグビー部はリーグに参加することができなくなってしまったのです。

そこで立ち上がったのは、釜石の人々、ラグビーを愛する人々でした。


サポーターが大漁旗を振って応援するのが名物になっています



「東京大学 社会科学研究所」ウェブサイトにて、当時の署名活動を記した論文が公開されています。

釜石市民私設応援団(佐野隆夫代表,釜石市内でスポーツ店を経営)は,新生クラブチームが今までどおり,リーグ戦に参加できるよう,日本ラグビー協会に働きかけるため,JR釜石駅前などで署名活動を開始した.署名活動は,職場や地域などで急速な広がりを見せ,1ヶ月に満たない間に 1万 4816人分の署名が集まるという形で結実した.署名は,決して「動員型」で行われたものではない.仲間同士,署名用紙をコピーしたり,ファックスしたりしながら知人,友人のつてをたよりに広がっていった.

引用元:宮島良明.“釜石のラグビーを考える― 「新日鐵釜石」から「釜石シーウェイブスRFC」へ―“.社會科學研究.2008,第59巻(第3・4合併号),p.152-153.
https://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/jss/59/0304/jss590304_147163.html(参照 2024-05-10)


人々の熱意は日本ラグビー協会を動かし、「釜石シーウェイブスRFC」として生まれ変わった釜石ラグビー部は、リーグへの参加が認められることになりました。

そして2023年10月にチーム名を「日本製鉄釜石シーウェイブス」に改め、現在に至っています。

釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアム

シーウェイブスの試合本拠地は釜石鵜住居復興スタジアム、通称「#うのスタ」。

東日本大震災からの復興のシンボルとして、被災した旧鵜住居小学校・釜石東中学校の跡地に建設されたスタジアムです。


2019年ラグビーワールドカップの試合に使用され、また、東京都千代田区丸の内にて2019年8月〜10月に期間限定で設置された「ラグビー神社」が有志のクラウドファンディングによって移設されています。

シーウェイブスの試合の際には、うのスタ周辺に屋台やキッチンカーが多数出店します。
お祭りのような、街全体で盛り上げようという雰囲気が感じられます。

アーネストワンのブース


アーネストワン釜石営業所もマスコットのアーディくん(写真左)とともに参加しています。

釜石営業所の所長によると「子どもたちに好評で、よく写真を撮られている」とのことです。

子どもたちとコンタクトを図るアーディくん


うのスタ以外のスタジアムでシーウェイブスが試合をする際にも出店があります。

盛岡市「いわぎんスタジアム」での試合開催日
アーネストワンのブース(写真左)


現地のフードコーナーの様子がSNSにも投稿されていますね。

上記の引用投稿を見て、皆様は「チームのマスコットがお店の紹介をしている」と認識したと思います。
実は、写真に写っているのはチームのマスコットではありません。


名物サポーター「なかぴー」

なかぴー(写真左)

シーウェイブスの試合に駆けつけて盛り上げるマスコット、なかぴー。
チームのマスコットではなく、釜石市を中心に展開する企業「中田薬局」のキャラクターです。

「サポーターのひとりとして自由気ままに応援したい」という考えのもと、非公式黙認マスコットという立場でシーウェイブスを支えています。


なかぴー(写真左)と、幼馴染のなかりん(写真右)


ひとつの企業が所有している企業チームとは異なり、地域と密着しサポーターの応援によって成り立っているクラブチームならではの名物キャラクターです。


公式マスコット「フライキー」

フライキー(写真左)とアーディくん(写真右)


2021年11月にはチーム公式マスコット、フライキーも仲間入りしました。
なかぴーとなかりんに憧れて虎になりたいと思っている三毛猫です。

大好物の釜石の魚を持っています


地元の皆様・ラグビーファンの皆様にも好評で、SNSにもたくさん写真がアップされています。
JAPAN RUGBY LEAGUE ONE公式アカウントが投稿している動画では、実際にフライキーが動いているところも見られます。


アーネストワン釜石営業所もがんばります

釜石営業所 従業員一同


ざっくりとした紹介でしたが、釜石シーウェイブスや釜石鵜住居復興スタジアムが地域に根差していることが少しでも伝わったでしょうか。

アーネストワン釜石営業所は2022年に設置されたばかりのまだまだ歴史が浅い支店です。
釜石シーウェイブスのスポンサーとして、地域の一員として、ともに釜石の街を盛り上げていきたいと考えております。

アーディくんの撮影等大歓迎ですので、スタジアムで見かけた際にはぜひお気軽にお声がけください。

関連リンク

・日本製鉄釜石シーウェイブス 公式ウェブサイト
 https://kamaishi-seawaves.com/

・釜石のラグビーを考える― 「新日鐵釜石」から「釜石シーウェイブスRFC」へ―(東京大学 社会科学研究所 公式ウェブサイト)
 https://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/jss/59/0304/jss590304_147163.html

・アーネストワン 公式ウェブサイト
 https://www.arnest1.co.jp/


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