フィリピン料理、やっぱり好きなのはピナクベット
家庭菜園を職場の裏でしています。夏の菜園の維持は大変に厳しいです。なにが、というと、暑さです。植物なので当然水がいります。しかし、朝のまだ土が太陽に熱されていない時間にやらなくてはなりません。土壌がカンカン照りのもとでは、根っこに悪い影響を与えてしまいます。また、太陽は野菜にもいいのですが、雑草の大好物でもあります。とにかく草がすくすく育ちます。そう草むしりがたいへん。ほんの5分で草むしりは大汗です。しかし、夏の菜園がいいのは、毎日収穫できる野菜があることです。きゅうりなんか毎日食べきれないくらいとれます。またオクラも毎日収穫できます。
現在9月、キュウリはもう終わってしまいましたが、オクラはまだ健在です。少しずつですが収穫できています。このオクラをフィリピンのスタッフさんにあげました。とても喜んでくれました。ついでに日本ではこのオクラは何と呼ぶの?と聞かれました。「いや、日本でもオクラと呼ぶよ」と答えると、驚きの様子。「フィリピンでもオクラだよ、英語名もオクラだとおもう」へぇ、そうなんだ。なんか知識がつきましたね。
さきほど、20時頃でしょうか、写真が送られてきました。「ピナクベット作ったから食べにこい、もらったオクラをつかった」
おお、いいじゃないか!ピナクベットは大好物。フィリピンは年がら年中、夏の気候だから(雨季と乾季はあるが)夏野菜といってもピンとこないでしょうが、日本の夏野菜を使った野菜とゴロゴロ豚肉をつかった煮物です。ゴーヤ、かぼちゃ、なす、オクラ、ピーマン。ごった煮です。そして味付けはバゴオン、小魚の塩辛。くさいのですがなれると無性に食べたくなります。このバゴオンは、酸味のつよい果物につけて食べたりもします。ためしてみましたが、スイカに塩といった感じでなかなかにうまいです。フィリピンは果物の種類が日本とは比べ物にならないほど多いと思います。食べ方も日本人よりうまい食べ方を知っているのかもしれませんね。
フィリピン料理を本日も堪能してきました。ほんとに飯がススムおかずでした。しかし米不足がまだ続いているようなので、少なめにいただきました。
ごちそうさまでした。