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トウダイツブガイ

夜のスーパーへいく。とても好きだ。割引がある。半額のステッカーを見ると心がそぞろ。特に黒毛和牛などのアブラサシの入ったお肉。それは本当に必要な食材ではない、しかし、この値段なら食べたい、欲しい。しかし、この時間に購入して今夜たべれるか。たぶん食べない。そのまま忘れて期限を大きく超過してしまうかも知れない。そして、半額といってもまあまあ普段の食材から考えるとまだまだ高価だ。

、、、ど
、、、、う
、、、、、し
、、、、、、よ

とここは、煩悩に勝利して精肉コーナーをぬける。そこには鮮魚コーナーという新たな敵が。刺身コーナーにさしかかる。そこには、まぐろ、サーモン、ブリ、いかたちが美しい色合いで「買いなよ、手にとっちゃいなよ。美味しいよ。刺身は調理の手間要らず」そこには輝く半額ステッカーが貼られている。
そうだまだ地酒、日本酒が残ってたな。それと一杯なんていいね。
しかし、やっぱり、普段の豚肉細切れと比べてしまう。高価だ。

うーん、ううーん。うううーん。

煩悩に勝ったぞ!

あれ、なんだこれ
トウダイツブガイ?
東大仏貝?
大仏さんの頭のデザインに似てるかも、そこからこの名前がついたのか?
しかし、巻貝は毒があるというが、これは大丈夫なのだろうか?

半額だ、なかなかりっぱな大きさだ。
もう買う気になってしまった。これも決して安くはない。いや安いがいつもの、、クドいので書かないが。

カゴの中に入ったトウダイツブガイ。さっそく帰宅ご調理だ。
酒蒸しのように10分フライパンで蒸す。いつもの酒1:みりん:1醤油:1の黄金比で味付け。

実食

つまようじでひっぱり出す。

んま!貝がめちゃくちゃうまい。サザエは超えている。肝のうまさや(全然苦くない。あんこうの肝のようにうまい)貝肉のうまさ、たまらんです。でもカミカミするので、でも一個で十分だ。たまには違う食材を食べてみるものだ。

ご馳走様

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