デザイン 面接 花 徒然
デザインクリエイティブセンター神戸(通称KIITO)のお話しを少しさせて頂きます。
KAMOEが入居している場所で
現存の建物は昭和2年に立て替えられた建築ですが、
明治以降、日本の生糸を海外へ輸出するための、検査所として、政府により作られた場所です。
今は神戸市の所有となっています。
今も展示室に残っている、当時最先端の技術で作られた検査機器の数々は、美しさもその精度も素晴らしく、日本人のまじめさと、細やかさと、細部にこだわる美意識を感じずにはいられません。
超スマート
ワンダホー!!です。
KIITO
「デザイン都市・神戸」のシンボルであり“創造と交流”の拠点として、平成24年8月に誕生したデザイン・クリエイティブセンター神戸のサイト。
以前はHPに、検査機器が少し写り込んでいたのですが、、。
ここは、入居する時と、5年毎に、
引き続き入居の許可を頂く為の、面接を受けます((;'∀')
今月後半、3回目となる面接が予定されており、
先月は、取り組みについてのまとめを提出する作業をしていました。
設問では、
デザインについてとアートについての考え方を問われます。
花には馴染みある言葉でありながら、
このような話しをすることが無かったので、少し考えることを書いておきます。今の自分メモです。
ウイズコロナの時間が、アート的思考による打破の必要性を後押しし、ポストコロナの時代へ、進んでいるといわれます。
※ ポスト というのは、建築やデザインで使われる「ポストモダン」のようなものですかね。次の時代、という表現だと思いますが、既に今も含まれるかな、、と思います。
アート的思考により、突き進める時代、
私たちが課題と考えることに取り組まなければうそですね。
この10年、デザインの考え方が新しい時代を作ると言われ、
お客様のパーソナルや深層心理にある課題をしっかりと捉えデザインすることが重要だと、どの業界でも言われてきました。
それはおそらく、既に当たり前のことになったようです。
深層心理・・・
云わんとすることはわかりますが、、。難しいですね。
諦めず、その心持ちや姿勢を大事にしようと、意識してきました。
お花に関しては
日々のお客様の言葉から、
その奥を想像し、お花をおつくりしますが、
お客様ご自身ですら気付かないことに気付くなんて、
神様みたいなことを言ってますよね(笑 と へらず口を言ってみたり。
時代は進み、
Aiがいろいろ分析してくれるようになったようですが、、。
私たちのような小さい店舗の場合、まだちょっと、、とまどいますね。
でも考えていると
花業界の個性も明確になります。
花はパーソナルです。
人がすべて。
個々が違うから(仕事として)難しく、そこに価値を作ることが出来、
個々違う事が尊く、
そして、お客様も、仕事を受ける者も、個性を表現できるもの。
花を購入する目的はコミュニケーションの手段であることが多く、
花の購入方法も、コミュニケーションが全てです。
なので、
私も誠心誠意向き合い、理解に努めることはもちろんですが、
お客様も伝えることを学ばなければならないと思っていて(鬼発言!)
それはコミュニケーションでのみ培えるものだと思うのですが、
その中でも、こちらの言葉を、知ってもらう努力をすることはとても大事で、もっとあらゆる機会に努めていきたいことだと考えています。
「花を買うのが難しいから、花を買わない。」
「花を買うのが楽しいから、花を買いたい。」
お花が好きな人はみんな知ってる、花を買う楽しさと難しさ。難しいから楽しくもあり・・。
みんながその楽しさを感じて下さるといいなーと思います。
お花を飾りたい方に、より、満足する 楽しいお買い物をして頂けますように。
お花を学びたい方が、より、素敵な花を作れますように。
教室も同じで、
何度もお話しする間に、同じ言葉で同じことを思い浮かべられるようになり、そうすると、お互いに楽しく、上達が早くなりますよね。
リアルなレッスンはその動作や作品を見ることで、こちらが想像できる情報が多く、
よりコミュニケーションを深くとることが出来る利点があります。
ZOOMは、言葉に頼ることが多い為、「言葉」の大切さをより強く感じ、伝えることのボリュームが個々に大事だと感じます。
毎回が私にとっての勉強です。
私たちが花を通して常に身近に感じているデザインやアートの考え方は、
この10年、経済を動かし、問題を解決し打破する力として中心に存在してきました。
もっと考え学び、
もっと、実践していかなければ、と
面接を前にドキドキしながら考えています。
ああ、
来年もここに居られることを祈ります・・。
その方法のひとつは
はなうた座話LOVER
花の組み合わせや、
花を飾ること、
花を束ねること、
色のこと、
花の季節、
花を長く楽しむコツ
花の情報や、楽しみ方を
花のプロから聞くことが出来る時間を
たくさん作っていきたいと思います。
気軽に見て頂けると嬉しいです。
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