(1)はじめに 〜片側顔面痙攣の記録〜
私は約3年のボトックス(ボツリヌス毒素)注射を経て、2022年11月に片側顔面痙攣の手術を受けました。手術直後から痙攣や引き攣れは消失し、再発や後遺症もなく過ごしています。
手術を検討し始めた頃から、他のかたのブログ等での体験記が大変参考になり、手術後は回復の目標になりました。「1件でも多く体験記を読みたい!」と思っていたので、私も記録に残すことにします。
私は医学知識がないただの会社員なので、根拠のない想像や、きちんと理解できていない内容は記載せず、事実や感じたことを中心に記録するように心がけています。
また、当事者としては同じ病院の情報が知りたかったため、熟考のうえ病院名も記載しています。病院は院内共有部や関係者の撮影とインターネット上への公開は不可とされていましたので、遵守し、私自身の写真や設備全容が分からないもののみ掲載しています。
少しでもどなたかの参考になれば幸いです。
■基本情報
・手術を受けた病院:三井記念病院(東京都)
・手術内容:頭蓋内微小血管減圧術
・入院日数:10日間(9泊)
・性別:女性
・手術時の年齢:30代
■発症から手術までの流れ
・2017年ごろ:目の周りのピクピクが気になり始める
・2019年:目の周りや口元の引き攣れが強くなる
・2019年6月:個人経営のクリニックで片側顔面痙攣の診断→様子見
・2019年11月:針治療→効果なし
・2019年12月:三井記念病院での初診
・2020年1月:ボトックス注射開始(約3年間継続)
・2022年1月:手術申し込み
・2022年11月:入院手術