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2023年のゲームプレイ記録

今年は面白かった順


GOTY

今年のGOTYは
S.T.A.L.K.E.R. Anomaly G.A.M.M.A. 93点

https://anomalymod.com/repacks/stalker-gamma/

紹介記事も書いてしまうくらいドハマリした名作STALKERのスタンドアローンMOD
元のSTALKER三部作のロケーションを全て行けるようにし、武器パーツシステム、クラフトシステムの導入等かなり変更を加えたSTALKER Anomaly

更にその上に武器防具の売買を不可能にし、スカベンジ要素を強める等のバランス変更、及びコンテンツ追加等を行う400以上のMOD群をまとめたパックがGAMMAだ。

紹介記事でも書いたけどプレイフィールはタルコフ感を強めたSTALKER
武器の売買がNPCから行えず敵から奪うしかないのでランダムドロップによるトレハンの要素も味わえる。

元々STALKER自体が自分の中では3本の指に入るくらい好きなのでハマらないはずがなかった。
基本的なゲームの流れはタスクの繰り返しのグラインドな訳だけど
フィールド上のランダムな戦闘が非常に多いのであまりマンネリ感が無い。
そしてSTALKER名物の出来が良いAIのお陰でNPCとの戦闘が非常に楽しい。
まったりと、しかしシリアスな戦闘も楽しめる大変EPICなゲームだった。

2007年にSTALKERが初リリースしてからもはや15年以上だけど
このゲームのポテンシャルには驚かされるばかり。
もはや当たり前のように延期したSTALKER2はどうなってしまうのか?
まだ?

Cyberpunk 2077 Phantom Liberty

92点

サイバーパンク2.0とDLC
1からやり直すとここ数年で一番好きなゲームはやっぱりこれかもなと改めて思った。
グラフィックはもちろんラジオも素晴らしいし空気感が非常に良い。

ただこの評価点はDLCだけじゃなく2.0の内容も込みの点数
DLCだけの評価だと87点くらいかな
少し演出偏重しすぎてCoD感が出てる
特に最後のかくれんぼはクソオブクソなので自分の中でかなり点数を落とした

とはいえそれ以外は特にひどい点も無くて優秀なDLCだった
シナリオは相変わらず飲み込みにくいすっきりしない物だけどそれでいい。
総合して初見の時よりよほどドハマりしてしまった。

The Case of the Golden Idol

90点

黄金像を巡る怪奇事件を解決する推理ゲーム
obra dinn号と同じく穴埋め回答式
個人的にはビジュアルが2Dな分こじんまりとした印象なものの回答形式の幅が広くゲーム性はこちらのが上かなと思う。

序盤は割とフックが弱くてふーん?って感じだったけど徐々に謎解き、ストーリー含めハマってDLC2つ含め全て遊びつくしてしまった。
ワードブロックを回答欄に当てはめていくあの感覚は何ともいえない中毒性がある。
たまに正解を見ては?と思う推理ゲームがあるけどこのゲームはそれがかなり少ないんじゃないかな。

世界観、キャラクターも面白い。
場面の連続でしかないのにキャラが生き生きとしてるのは描写とアートワークが非常に優れてるお陰か。
最後の方は事件よりピートの動向が気になってしまった。

今は神が日本語化MODを作ってくれたのでそちらを利用しない手はない。

Crab Champions

90点

高速カニシューター
大量の敵、インフレする武器、高速移動とシリアス度★5
coopゲーなのでダベりながらやるのにこれほど適したゲームは無い
結局上限なくインフレさせていくのが一番面白いんだよね

最終的に作業極まって終わるか…となるのもまた一興
この価格帯で実現できる最大のFUNを提供してくれている気がする。

DEAD LINK

89点

ハイスピードローグライクFPS
武器切り替え、アビリティ使用、弾薬回復アイテム破壊などの行為にトリガーがあり、そのトリガーでアイテム効果が発動するというのがこのゲームの特徴
グレやアビリティでマークし、マークをした相手を倒すと回復を落とす等DOOM的な要素もあり

高得点を付けたものの、このゲームの評価は非常に難しい。
操作性は抜群に良くて、爽快感があるゲームなんだけど
なんというかそこで完結していて発展性が無いというか。

愛憎混じったsteamのレビューで色々書いたんだけど
ローグライクの割にはビルドによる変化が少なすぎるというのが一番の問題かな
メイン武器がクラス固有で強化しても発射レートか火力かマガジン量が変化するくらい
セカンダリは種類はあるもののまともに使い物になるのは2,3種類。
アビリティ変化もマイナーチェンジで大幅に動きが変わるものも無い。

恐らくこのゲームの問題は最初からあまりにも動けすぎるのが問題なんだろう。

アクションゲームのビルドプログレスは基本的に理想の動きが出来るようにしていくものだと思ってる。
その点で言うとこのゲームは1ステージ目から理想の80%くらいの動きが出来てしまう。
だからステージ後半になっても数字の変化くらいで動きの変化が感じ辛いのだろう

所謂とっつきやすく底が浅いというやつ。
とは言えこれでもこの点数なのは操作性がマジで抜群に良いから

結局FPSなんて操作感良くて弱点撃って高ダメージ出せたらそれでいいじゃん
という自分の中の投げやりなFPS観をやっていて感じる
実際ビルドやらあってもFPSというジャンルは最終的にそこに行きつく訳だ
とはいえそこへ行くまでに道のりの紆余曲折がローグライク特有のゲーム性なわけで…BLABLABLA

やっていて色々思考が巡ってしまうそんなゲームだった。
一般的な評価なら70点くらいかも。
操作性が良いという一点でこの評価の、ある種インディーらしいゲームではある

Roboquest

88点

こちらもハイスピードローグライクFPS
上記DEAD LINKとは違い、ビルド幅、武器幅がしっかりしていてちゃんと毎回プレイ感が変わる。
コンテンツ量も多く、ステージの隠し要素もかなり多め。
ほぼ全てにおいて上位と言っていいだろう
ただ操作性はDEAD LINKのが優れてるかな。

ただどちらにしろハイスピードFPSは考える前に敵の弱点を撃つゲームなので
ビルドがどうと言っても最終的に行き着く先は同じではある
FPSというジャンルの限界を感じる。

個人的にボダランやらのルートシューターでも思うけどアビリティの種類が1,2つは少ないような気がする
もっと攻撃の種類を増やしたらいい感じになるんじゃないか
と思ったけどもしかしたらこの思考の先にはメカ・ロボゲーがあるのかもしれん

Atomic Heart

85点

アトミックソ連FPS
ロシア感溢れる全てがチグハグに作られた異形なゲームだった。
ビジュアル、アセットはユニークで素晴らしいものの、
ゲーム性はシューターをさせたいのか3Dプラットフォーマーをやらせたいのか謎
戦闘バランスも宙に浮かせるスキルが強すぎてビルド幅が無さすぎる。

ストーリーはじっくり追っていくと割と面白い事になっているのだけど
表面的には薄いバイオショックパロディのように思えるのもイマイチ
というか主人公の意味が無さすぎる。

と減点しだすとキリが無いものの、なんだかんだで最近ここまで力を入れたシングルシューターのゲームは中々なかったので高得点
アートがユニークなだけでかなり新鮮味があるというか、FPSによくある近未来メカ系デザインから脱しているのはやっぱ良い。
あと何気にボス戦が結構頑張ってて面白い

こんな感じのチグハグ具合もロシア製らしいっちゃらしいし、中々愛着が沸く作品ではある。
ただDLCの情報も追ってるけどまた3Dプラットフォーマー推しの可能性が出てきてどうしようもない
OnlyUp作りたいんか?

DIABLO 4

84点

世間では賛否両論のディアブロ君
個人的にはフレンドと2人でエンドまで遊んだのはそこまで不満はない。
確かにユーザビリティの悪さ、ビルド幅の狭さがあるもののとりあえずメインシナリオまでは面白いし
そこまでで50時間くらいは遊べるしいいんじゃねって思った。
ネトゲではなく普通の買い切りゲームとして見ればそこまで悪くはない。

そもそもこの手のジャンルの正しいエンドコンテンツが分からないんだよな
結局居るボスを倒す以外ない気がする
まぁスキル、ボス、アイテム効果、すべての数が足りない感あるのでとりあえずコンテンツ増えたらどうにかなりそう

Chants of Sennaar

83点

異世界言語解読ゲーム
ゲーム性自体は面白いものの無言語的であるがゆえにひねった展開が無かったのは残念
まぁとはいえ言語解読ゲームとしては非常に優秀で
そのジャンルを求めてる人には定番になるであろうCOOLゲーム

The Cosmic Wheel Sisterhood

83点

タロット作成占いゲー
正直ネタバレ無しだとあまり語れる部分が無い。
展開の多さはかなりのものだと思うけど性質上1回しかプレイしない人が多そう
所々出てくる強烈なポリティカル要素がおもろい
個人的には序盤をかなり長めに展開したらより選択に重みが出るんじゃないかと思った。


Across the Obelisk

82点

デッキ構成型ローグライクRPG
この手のジャンルは良ゲーが溢れてるけどこれも中々に良
coopが可能なので購入したけど1プレイが大分長いので実はcoop向いてない説もある
バランスも丁度いい具合に難しい、壊れってほどインフレはしない。

どうでもいいけどサードパーティーランチャーが必要になって最近のレビューが荒れに荒れていた Lul

HELLCARD

82点

こちらもデッキ構成型ローグライクRPG
サークルがあり、そのサークルの何割かの面積を1人のプレイヤーが受け持つという特殊なシステムがある
2人プレイの場合2分割されて、左半分右半分をそれぞれのプレイヤーが担当する
さらにそのサークルの外に居る敵は遠距離レンジという扱いでそれ用のカードが必要とか
システムが割と特徴的で面白かった。

Hogwarts Legacy

80点

ゲームシステム的には特筆する事が無いものの世界観、ビジュアルはしっかり異世界を感じさせて良かった。
ストーリーは恐らく殆どの人がセバスチャンのサイドストーリーしか覚えていないのは予想できるくらい薄味だったけども。
まぁ4090を味わうのには丁度良いゲームだったかな Corpa

Tiny Tina's Wonderlands

78点

もはや擦れ切ったボダランの新作
とはいえ予想してたよりかはマンネリ感も無く、まぁこのくらいなら遊べるねって感じだった。
ダブルクラス制と装備品の数増加はある程度熟成したジャンルの進化を感じた。

ボダランは装備品のカスタマイズを解禁すると一つ上のゲームになると思っているんだけど、ごちゃつくからしないんだろうな
1の時に属性変更する中途半端なカスタマイズ要素があったけどオミットされたし

どうでも良いけどレーティング回避の為に酒場で酒提供してないのとスロットが無くなってるの笑った

Starfield

73点

宇宙という名の何かのゲーム
このゲームの問題点については今更書くまでもないけど
とりあえず世界観に魅力が無いのとロケーション探索が腐っているのが一番の問題かな

悪い点を書き出すとキリがないので良い点を書き出そう

無重力戦闘は楽しい、何故かベセスダはこの要素を軽視していて無重力ロケーションが少ないけど銃撃ったら反動で吹き飛ぶとかシンプルに楽しいしもっと擦ってよいと思った。

メインクエストが好奇心ドリブンなのは良い
別に何かを奪われたわけでもないし、殺されたわけでもない、ただ何があるか気になるからという理由で進んでいくのはちゃんとSFっぽいなと思った。

うーん絞り出したけどこんなもんかもしれない。
基本的に宇宙を感じさせる描写が乏しいのでどうしようもなさがある。

総括

今年は4090を買った事もあり、大作ゲーを強めにプッシュしてみた
まぁサイパン以外はフーンって感じでしたけども。
大作ゲーって基本強めにヒットする事ないよなーと改めて思った

しかしまさかのstalkerのスタンドアローンMODが今年をかっさらっていくとは予想外だった。
STALKER2はこのハードルを果たして越えられるんだろうか
ちなみに2はロシアでは発売しないらしいのでロシアでは今後もスタンドアローンMODが進化していくのだろう…。

来年はSTALKER2以外特に期待してるソフトが無いのでまたインディゲーメインになりそうだ

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