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サハラマラソン挑戦記vol.3

@marathondessables
2023.4.22
〜前日受付と様々な再会〜

【4.22】
■朝食
寝起きは悪くなかった。
初めて使った寝袋も、マットレス無しの砂の上での睡眠も意外となんとかなった。
砂嵐で砂まみれの身体も、気にしなければ気にならない。

朝食は昨夜と同じく運営が提供してくれる。
陽気な配膳係と挨拶しながら、パンだらけの朝ごはんを迎える🍞🥐🥖

■受付・荷物チェック
この日はレースの事前受付が行われた。
受付を済ますとキャリーケースとは、レースが終わるまでさよならすることになる。
事前に持ち物は決めていたけど、天候や調子に合わせて最終調整を行う。

少しでも荷物を軽量化して、早く走れるようにと、余分な食糧などを置いていく。

合計約1,100人の事前受付は時間分けがされていたが長蛇の列を作っていた。

僕はカメラマンとして @tomomi_challenger に付き添うと、一般参加者とは別のエリート専用レーンに案内された。

最初にキャリーケースを預ける。
そこで、2021年出場時の最終ステージで @tomomi_challenger が共に走ったという @geoffrey_plisson 選手と遭遇!
共に走ったというより、長身の彼を日陰代わりに走っていたらしいが笑
彼も @tomomi_challenger のことを覚えていたようで、気さくに話してくれていた。
また、レース中もカメラマンの僕を覚えてくれたのか、日本人というだけかわからないが、声をかけてくれたのは嬉しかった笑
僕にとって彼はジョニーデップだ。🏴‍☠️✨

その後、荷物の計量とガイドブック・現金(200ユーロor2,000ディルハム)・パスポートの確認が行われた。

また、ここで2021年のサハラ、コスタリカで @tomomi_challenger の最高の写真を撮ってくれていたカメラマン、 @iancorlessphotography と再会
彼の娘に向けたようなその優しい雰囲気は、今大会での彼女の活躍を祈っているようだった。

彼は大会中テントにも顔を見せてくれ、尾藤さんを撮影していった。
彼の写真はいつも @tomomi_challenger の笑顔を捉える。
本当に素敵なカメラマンだ。

@tomomi_challenger の荷物は6.6kg、荷物の最低重量6.5kgに対してギリギリの軽さだった。お見事👏

続いて、GPSビーコンの装着。
これはレース中ずっとつけて、選手の現在地を知らせている。
また、緊急時や助けが必要な時のエマージェンシーコールにもなっている。
つける位置によっては、肩を痛めたりすることもある、 @tomomi_challenger は前回の教訓からマットレスをカットして肩パッド代わりにしていた🦹

その後、必携品チェックの列に並んでいると、2021年のサハラ、今年のコスタリカでレースを共にした @tomomi_challenger 憧れの @mathieu__blanchard がいた。
彼は尾藤さんに気付くと笑顔で近付き、快く写真を撮ってくれた。
カッコよくて優しく、そして何より速くて強い。
その対応に惚れ惚れしてしまった。
その彼の荷物は @salomon の12Lのザックで、14,000kcalの食料と必携品はどう入っているのか、不思議なほど軽量化されていたことに驚いた。

また、必携品チェックの列に並んでいると、絶対王者のラシッドとその弟モハメドが割り込んで入ってきた笑
さすがというかなんというか…笑

必携品チェックでは、何がなんだかわかってない尾藤さんの代わりに、撮影しながら通訳して、クリアすることができた笑

さらにその後、エリート選手はレース直前の血液検査も行い、受付に合計2時間以上かかることになった。

一方、僕ら一般参加者はキャリーを預け、荷物を計量し、ガイドブック・現金・パスポートを行うのみで必携品の全体的なチェックは行われなかった。
そのままBIBを受け取り受付完了!

■レース前夜
この日も朝昼晩と大会が用意してくれた食事を摂った。

レース前最後の夜、テントメイトとレースやこれまでの自分について、色々な話をした。
・参加の理由
・どんな暮らしをしているか
・兄弟構成は
・性癖は

サハラには色んな背景や想いを持った人が来ている。
ほとんど初対面の人達と酒も飲まず、寝袋に入って川の字になり話をするのは少し可笑しくで、でもとても大切な時間だった。

いよいよ、明日レースが始まる。

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