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サハラマラソン挑戦記vol.2

@marathondessables
2023.4.21
〜はじめまして、サハラさん〜

【4.21】
■チャーター機でモロッコへ
レース欠場の危機を乗り越え、早朝の空港に集合し、チャーター機でモロッコへ。

その時間の空港にはレース参加者しかおらず、前日顔合わせをした日本人参加者のみんなとぞろぞろとチェックインを済ませていく。

■モロッコ・エルラシディア空港からレース会場へ
モロッコのエルラシディア空港に着くと、出迎えの甘〜いお茶とナッツをいただく。

そこから大型バスに振り分けられ、レース会場へ。
空港ではあまり感じなかった、モロッコの原風景がバスの車窓から見え始め、ついに来たんだなと思い始める。

途中でレースのガイドブックをもらい、各ステージの距離やルートを確認する。
レースは全部で5ステージ、4ステージ目にオーバーナイトの90kmが予定されていた。
その他は30km〜42kmといった感じだった。

ガイドブックを目を通しながら、どんなレースになるのか緊張と高揚を感じていた。

■到着直前の衝撃
レース会場到着直前、バスの大渋滞が発生
「トイレ行きたい人はここで行っておけ」
と言われ、当たり前のように青空の下で何も気にせずトイレをし出す人々。

既にレースは始まっていた…⁉︎

流石に女性は車の影等でしていたが、それでも自分の日常からはありえない光景だった、、😇

■レース会場に到着
レース会場に着くと、キャリーケースと昼ごはんをもらい、各自のテントへ。⛺️
僕らのテントは総合案内やゴール近くの166番テント
経験者曰くベストポジションだそうだ。

■砂漠の砂とご対面
簡単に荷物を整理した後、レース前に色んな写真を撮っておきたいからと、遠くに見える砂丘へ。

砂山を駆け上って、駆け降りる。
登るのは1,2歩歩くと足が埋まり、ゲイターをつけていないと砂が入り放題になる。
砂に手を付くと火傷するんじゃないかというくらい暑く、これはいったいどうやって登っていくんだと、不安満載に。。

反対に駆け降りるのはとても気持ちよく、新雪の雪山を駆け下りるような感覚でとても気持ちよかった。

■砂嵐の脅威
あらかた写真を撮って戻ってくると、空模様が変わった。
夕方前にも関わらず薄暗くなり、見えていた遠くの砂丘も見えなくなっていった。
すると、突然突風と共に砂が身体中にピシピシと当たる。
次第に目も開けていられなくなり、キャリーケースの陰に隠れる。

10分いや20分くらいだろうか、落ち着いた頃にテントを出ると、テントが壊れていたり、荷物が飛んでいったと大騒ぎ。

身動きの取れずひたすら砂を浴び続けるストレス、それがサンドストーム(砂嵐)だった。

■ブリーフィング
大会側から、大会の概要やルール、トイレの仕方🚻、注目選手などが紹介された。
同じテントの18回目参加のじゅんこさんや、10回目参加の @rena_desert 、前々回準優勝の @tomomi_challenger も紹介され、このような大会で日本人が注目されるのは本当に凄いことなんだなと感じた。

また、トラックの荷台に機材をセットして行われるブリーフィングにも驚いたが、定刻になっても始まらなかったり人が全然集まっていなかったことが、色んな国民性が出ている気がして面白かった。

■レース前の食事と睡眠
この日は受付等はなく、夕飯も大会側が提供してくれた。
モロッコの郷土料理クスクスや他にも温かい食事や米も食べることができたし、ビールも振る舞われた。
ビールは日本のビールに近くとても飲みやすく美味しかった。

みんなで夕食を済ませた後は、各自翌日の受付の準備をして寝た。
全く寝れない不安もあったけど、ちょいちょい目を覚ましつつも意外に眠ることができた。
それだけ、ここまでの旅路で疲れたのであろう。

まだスタート地点にも立てていない。。

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