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なんでも浮かせたい

水素の生成と活用が盛んになる未来が予想されています。んで先日、スマホを浮かばせたらいいのではと考えたのです。しかし、よく考えたら「なんでも浮かせたい」ことに気が付きました。

どういうことか。例えばPCとかモニター、モニターはスクリーンと投影機でも、VRゴーグルでもいいでせう。浮かべてみたいですね、場所をとらず、重さも感じない。ぬいぐるみ、ポスター、置物を空中に置けたなら部屋の様子はどのように変わるでしょうか。荷物、手荷物、赤ん坊、重たいものは全部浮かせりゃいいのでは?

そうここまで考えて、私は、重たいものを抱えて困っている人を助けられるのではないかと考えたのです。そうです、大きな胸の女性のお胸です。聞けば、それは相当重いらしく、しかも常に有るためかなりの負担になっているらしい。そこで、ブラを浮かせることで体にかかる荷重を減らせないかと考えたわけです。

さて、水素の浮力によって重さを減らしたいので、浮力による上向きの力をマイナスで表現したい。ところで、胸の重さが浮力とつり合い0Kgになるのはいいとして、マイナス方向に振れる状態は果たして快適なのだろうか?つまり、胸が上向きに引っ張られている状態です。もし快適、あるいは「それも有り」ならばいいのですが、不快、不便であるならば避けるべき。

そうすると、制御装置の性能によりますが、お胸の重さを完全な0に近づけるよりも、少しプラス側で維持されるように設定した方がいい。少しだけ重い状態です。どういうことかと言いますと、制御装置には誤差が発生するのが一般的で、その精度はプラス側、マイナス側のどちらにもブレるのが当たり前。なのでお胸の重さ0Kgを目指すと、誤差でお胸を引っ張り上げてしまいかねないのです。

目指す状態はひとまずこんなところでしょうか。問題は外見です。ブラ自体に水素が入った袋を仕込み浮かせる場合、ブラの体積は巨大なものになります。不便です。となると、上から紐で繋いで引っ張りたくなるのですが、それはそれで紐が邪魔、お胸を持ち上げるためにブラをきつく締めるというだけで不快さは増すでしょう。道は険しそうです。

と、まあ考えてきたわけですが、そもそも根本的な問題の存在に気が付きました。ゴミ不法投棄の発生です。例えばこのブラを捨てるとき、空に捨ててしまうことを防ぐことができないのです。このブラにゴミ袋を繋ぎ空に投げ捨てることもまた考えられます。これは他の「浮くもの」全てに当てはまるため、「何でも浮かせる」ことは実現的ではありません。とほほ

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