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昨日の夜、好きだった人の夢を見た。 こんなに好きな人は二度と現れないと思っていた。 ほんの数ヶ月だけ、そんなふうに思っていた。 同学年の同学科の彼は、二浪で二つ年上だった。そのせいか、少し大人びて、なにか気になる存在だった。般教のころは授業で顔を合わせる程度だった。専門に進級してからは少しだけ話をする関係になっていた。だけど、それだけだった。 2年の後期、学生実験の時、彼の言った何気ない言葉に心が響いた。 「・・・・・・・・・・・・・・・・」 素敵な言葉だっ