4月29日(土)のつぶやき

おはようございます。(連休初日の)四万十は、雨。
灰色の空の下、シトシト降る雨に、若葉と花が瑞々しいすがたを見せてます。湿った空気には、初夏の花が甘くかおってます。

聞こえてくるのは、雨音、カエルの合唱、ひかえめな鳥の歌。
そんな緑雨の空を、庭をながめながら、のんびりとコーヒーを飲む時間も、またよいものですね。
今日の最低気温は、14、0度。

最高気温 17、9度。午後も雨。

ポチャポチャと降りつづく雨に、気温があがらず。空気はヒンヤリ、青葉寒です。もう暖房器具を(そして冬用の服も)かたづけてしまったひやい部屋で、ダウンのシュラフに下半身をつっこんで、本を読んだり、ぽけっと雨の庭をながめるのでした。

「雨の日は外にでて、雨に顔を打たせながら、海から空、そして地上へと姿をかえていくひとしずくの水の長い旅路に思いをめぐらせることもできるでしょう」

 「雨の日は、森を歩きまわるのにはうってつけだと、かねてからわたしは思っていました。メインの森は、雨が降るととりわけ生き生きとして鮮やかに美しくなります。針葉樹の葉は銀色のさやをまとい、シダ類はまるで熱帯ジャングルのように青々と茂り、そのとがった一枚一枚の葉先からは水晶のようなしずくをしたたらせます」
【センス・オブ・ワンダー】レイチェル・カーソン

 天気予報は、これから日付が変わるころまで雨足が強くなる、と伝えてます。と、ここまで書いて、ん?これは4日前と同じ天候(雨の降りかた)じゃないか、と思う。
ただ、4日前とちがうのは、川を取りかこむ山の(森林の)保水状況です。4日前の雨は、ひさしぶりのまとまった雨で、山はまだ保水力が高かったのですが、今の山は、前回の雨で保水力が低くなっています(スポンジが水をいっぱいに含んでいるかのように)。

 水が出やすくなっている川。前回の増水が、まだ少し残る川は、
今夜、予報どおりの雨量になれば、水位が大きくあがるかもしれません。
沈下橋が、濁流に沈むほどの(29日正午。平水+1メーター。川登)。
そして、雨あがりの川は、ごぉごぉと強い風も吹きあれそうです。
よい子の皆さんは、川に近づかないほうがよろしい、かと。
落ちると、キケン。

 GWのARKツアーは、明後日からおこなう予定ですが、今夜の雨量がシンパイです。さて・・・。
泣く子とお天気には勝てない、我が水ショーバイです。じっと空を見る。

画像は、2020年9月撮影
画像は、2020年9月撮影

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