11月10日(金)のつぶやき

おはようございます。四万十は、雨。
シトシトと秋雨が降っています。
ベランダでコーヒーを飲む僕の耳に聞こえてくるのは、小さな雨音、鳥の声だけ。静かな朝です。ふぁぁ・・・。

一雨ごとに深まる秋。庭のナンキンハゼ(落葉樹)の葉も深く色づいてきました。黒尊渓谷の紅葉もそろそろ見頃となりそうです。
*明日、11日(土)は、「しまんと黒尊むらまつり」が開催されます。
今日の最低気温は、14、8度。

最高気温18、4度。小雨そぼ降る午後です。

「雨の日は外にでて、雨に顔を打たせながら、海から空、そして地上へと姿をかえていくひとしずくの水の長い旅路に思いをめぐらせることもできるでしょう」レイチェル・カーソン 

やみそうでやまない小雨の中、長靴を履いて散策へ。
(田舎暮らしで長靴を履くときは、履く前に逆さにして振り、ムカデなどが侵入してないか?確かめませう)。
秋雨に、沈下橋も煙ってました。

6月撮影

明後日13日は、新月。そして、おうし座北流星群の活動が極大となります。
星の秋。だれっちゃおらん真っ暗な川原、澄んだ夜空。秋の四万十川は、星を見るのによいフィールドです(月もね)。

秋の夜長、ごろり川原に寝転んで流れ星を見ませんか。焚き火にぬくもりながら。そうそう、星降る夜の川に、カヌー(カナディアン)で漕ぎだすのも、またオツなものですよ。

 「凩やかぎり知られぬ星の数」
晩秋の川は、一雨ごとに木枯らしが、冬の寒さを連れてきます。
冬枯れてゆく川。
凍てつく風が吹きぬける沈下橋にたたずみ、ただただ風の歌を聴く時間も、なかなかよいものですよ。冬ブルーの空と川の間で。

「冬の四万十川はまっこと静かよ。紅葉に染まった山も色を落として、川の水も落ち着いた色になる。動くもんといったら、薪で風呂を焚く家の煙と越冬に来よった渡り鳥ぐらいのもんじゃろ」野村春松

 冬の四万十川をカヌーで下れば(ある冬のツアーに参加したゲストからいただいたメールより)。
「・・・パソコンの画面を息子と見ながら、冬の四万十川は川底がきれいに見えるくらい澄んでいて、山肌を映す水面がとてもきれいだけど、実際はそれが四方に広がって、漕いでいる時間がその深さを与えてくれる、と、息子に自慢するととても悔しがっていました。
そして、Paddle your own canoe.は、自分のことは自分でやれという意味ですが、自分でやってみないとすばらしい体験はできないという意味もあるのだ、と、いってやりました・・・」。

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