4月3日(月)のつぶやき

おはようございます。四万十は、晴れ。
大きな橋から見おろす岸辺に紫色の花が見えます。
おっ、咲きはじめましたか・・・。橋をくだり崖をのぼり花咲くところへ。少し汗ばんだ僕を、ヒンヤリ冷たい川風とフジやキシツツジの花々がむかえてくれました。初夏近し。
今日の最低気温は、9、3度。

キシツツジ
朝の光りのなかで
川登大橋

最高気温23、5度。晴れときどき曇り。風さわがしい午後です。

「春なのに、秋色になるのはなに?」
それは竹です(竹は春に黄変する。これを、竹の秋という。筍に栄養分を費やすため。逆に、秋には、筍が一人前の竹となり、若葉を茂らせる。これを竹の春という)。

春になると、近所の方から、タケノコをいただくことがあります。
この春もまた、とれたてをどっさりと。

 刺身はもちろん、焼く、煮る、揚げる。うーむ、食べきれるかな・・・。
これからしばらくは、タケノコ漬けの日々となり、気がついたらタケノコになっているかもしれません。
「ある朝、さのがなにか気がかりな夢から目を覚ますと、自分が寝床の中で、巨大なタケノコに変わっているのを発見した」。
タケノコマン誕生です。弱そうだ・・・。

 南国をながれる川。その川岸には(植生の特徴のひとつとして)、竹林がよく見られます。
種類は、細いヤダケから太いモウソウチクまで、7~8種ほど。

竹には、食べる以外にもさまざまな使いかた、遊びかたがあります。
・テーブルやイス、竹とんぼなどの竹細工・竹炭・流しソーメン・竹いかだ・竹炊飯・竹竿・夏の川原に置いた、長く太いモウソウチクは、川ガキたちのフロートがわりに。

そして、酒飲みには、青竹のコップに酒を入れ、焚き火で燗をつけたカッポ酒がオススメです。青竹の油分が酒にとけこんだカッポ酒は、2級酒が特級酒になる、といわれるほど、香りよく味が深くなります。
あと、個人的には、強い風に竹林がカラカラ鳴る音を聞くのが好きです。

食べる、使う、遊ぶ、いろいろな楽しみかたができる竹。
四万十川流域でキャンプをするとき、カヌーでくだるときは、竹文化にも目をむけ、ふれてみると、またあたらしい視点で川を、自然を見ることができますよ。たぶん。
*土地所有者の許可なく、かってに竹を切ったり採ったりは、もちろんできません。

花の春。オンツツジも咲きました。

 

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