2月5日(日)のつぶやき

おはようございます。四万十は、晴れ。
ひと月半ぶりに朝の沈下橋へ。白みがかった青空の下、頬に冷たい北風が冬枯れの川を渡っていきます。
そんな2月(光の春)の川をながめながら大きく深呼吸~。
おひさしぶりね、帰ってきたぞ。静かでスローな時と川がながれるところへ。
今日の最低気温は、-2、4度。

なつかしい川 高瀬沈下橋

最高気温13、6度。午後も晴れ。
昼どき。部屋のラジオをオフにして、陽ざしがぬくいベランダの椅子に座り、コーヒ片手に、ぼおっと青空と冬枯れの庭をながめました。
聞こえてくるのは、鳥の歌と風がカタカタと裸の小枝を鳴らす音。
ああっ、今年も四万十に帰ってこれたなぁ。また、静かな川のほとりの暮らしがはじまったな、と思う。
スローな時間をダラダラと過ごす自然のなかの暮らしが。

「何もしなくても満ち足りて一日を過ごしてしまうのが、田舎の生活の良い点であり、悪い点でもある。何もしないうちに一日が一週間になり、またたく間に一ヵ月が一年になる」野田知佑

傍らの本を手にとる、と本にはさんでおいた領収書がおちた。
それは、高速道路料金の領収書。計17640円(瀬戸大橋の料金含む)。たった830キロ走っただけでこの料金は、いかにも高いなぁ。
長距離ツーリストの財布には、やさしくない国だなぁ、と思う。

おまけに今回は、料金所の直前でETCの故障に気がついたので、ETC割りが使えなかったのが痛すぎた。
とほほ・・・(事前にチエックしておけばよかった)。
*ETC割引き各種使用で、12000円ほど。
ガソリン代は、8136円。リッター173円(四万十市)。

昼過ぎ。冷凍庫にストックしておくカレーを作ることに。
再稼働したての冷蔵庫は、スカスカでさびしい。
ダッジオーブンで、材料を煮込んでいるあいだに、調味料の整理をすれば、1キロの砂糖袋が、いきなり真ん中から破れて、大量の砂糖が床に散らばった。これたまた、とほほ・・・。

やれやれと床を掃除したあと、(出発直前に知り合いからもらった)電気ポットでお茶をいれようと給湯ボタンを押せば、ポットはウンともスンともいわない。ガーン、マジか・・・。ほぼ未使用品なのに。
さらに不幸は続く。
床掃除ついでの部屋掃除中に、窓からの突風に大きくあおられたカーテンが、招き猫の貯金箱(陶器)を棚から床に払いおとした。招き猫は粉々に。空っぽで軽かったったからなぁ・・・。にゃー。

新しい季節(旅)のはじまりは、アンラッキーが続くスタート、でも、「禍福はあざなえる縄のごとし」。これからラッキーなコトもおこるのだろう、おこってね、と気楽にかまえる。もうすぐ明るい春だしね。
「おもしろや今年の春も旅の空」芭蕉 

 遅い午後。体重計にのる、と4キロ増・・・。
やばいぞ、とひと月半ぶりに川沿いの細道をチンタラと1時間20分ほど走る。橋を渡るときに眼下に見える四万十川は、冬痩せて、川の流れがグンと細くなっている(冬の間は雨量が少ない。減水期)。ミナラワナケレバ。

 来週の天気予報をみると、傘マークがつく日がおおくなっている。
立春をすぎて、空のようすも春にむかって少しずつ変化しているようです。明日は、(2月の満月)スノームーンが、見られるか?どうか?微妙なところです。

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