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ロメリア戦記が出来るまで~その03、テーマの重要性~

ロメリア戦記ができるまで〜その3テーマの重要性〜

需要があるかどうかもわからない記事の第三弾です。

今回は小説におけるテーマの重要性です。

小説には、その骨子となるテーマがあります。
(ちなみにテーマの定義とは、作者が一貫して書こうとしている主題のことです。何も考えずに小説を書いた場合、テーマはないと言うこともあります)

 このテーマというやつは大変重要で、よくよく考えておかねばなりません。ロメリア戦記でもテーマを重視し、テーマを常に意識してストーリーを展開しました。

 なぜここまでテーマを重視するかと言うと、小説はテーマがなくても書けてしまうからです。またテーマに沿ってストーリーを展開するということは、自由度を縛られ、書く上では邪魔です。
(だからテーマを書かない、何も考えずに書く人が多いわけです)

 それでも私がテーマの重要性を説くのは、テーマがあることで小説に対して一定の方向性が生まれ、小説に深みが増してより良くなるからです。

 ちなみにロメリア戦記におけるテーマは愛です。

ガガガブックスから発売されているロメリア戦記のⅡ巻のラスト、もしくは「小説家になろう」で連載している三章の最後は構想の初期段階から存在し(ロメリアがカシューに行ったあたりで、あのラストの絵は頭の中にありました)愛をテーマにすることは決まっていました。

 とはいえ一口に愛と言っても、ただ男女をイチャコラさせればいいというものではありません。さまざまな愛があり、その書き方もいろいろあります。

 金や権力を愛する者もいれば、戦いをこよなく愛する者。子供に対する親の愛情もあれば、親に対する子供の愛情というものもあります。

また、愛の怖さや恐ろしさ、愛されなかった者の悲しみ、という愛の書き方もあります。
同じテーマでも、切り出し方ひとつでさまざまな表現が可能です。

そしてテーマに制限されているからこそ、愛とは何か? どのような書き方があるか? 世に言われている愛は、本当に愛なのか? という問いかけが生まれてきます。

 これがテーマの持つ強さです。

しかしテーマは意識しないと書けません。書こうと思って書かないと、テーマは書けないんです。

小説を書く上では、一番重要な要素だと考えています。

と言うことで今日はこの辺で。

 

 

 


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