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思考に枠組みを

枠組みを設定して、それに当てはめながら情報を集めたり、考えを深めたりしていくことで、構造化されたアウトプットを得ることができる。

仕事でのアウトプットには構造が圧倒的に重要で、それがなければ相手に影響を及ぼすことが難しい。構造はPowerPointのチャートや、Wordの文章、Excelの表で表現される。ただし、これらチャートなどが、構造を持たずに作成されている場合もあるので、注意が必要である。

構造には、範囲と深さの軸がある。いま検討しようとしている課題が、どこまでの範囲や深さを持ったものなのかは、よく吟味しなくてはならない。また、アウトプットにつながらないのであれば、範囲を広くしたり、深くしたりするのは無意味である。

検討を進める順序としては、課題を設定した後に枠組みを仮置きし、情報を集める。そして、相手に伝えるためにストーリーを整えるという順序である。検討を進めていく中で、枠組みが見えてくるということもあるので、あくまでも仮置きである。なお、検討の順序でそのままストーリーにしようとする人がよくいるが、それだと相手には伝わりにくい。検討の順序と、伝えるための順序は別にする。

枠組みを作るには、それなりの大きさの紙かPCが必要である。私はホワイトボードもよく使う。PCでは、PowerPointを使うことが多い。枠組みができたら、ポストイットやブロックメモで検討を進める。Excelで網羅的に整理していく方法もあるが、細かくなりすぎることがあるので注意が必要である。マインドマップで書き出してみるのもよい。最後にPowerPointでストーリーにまとめる。

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