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元町映画館で『私、オルガ・ヘプナロヴァー 』を見るとして。

この記事は、実行しない計画の話です。詳しい前置きはこちら
https://note.com/aritoarayuru/n/n809e337addd3

元町といえば、神奈川にある横浜の中華街を想像したが、神戸にも「元町」が存在するらしい。どちらも中華街のエリアなので、それに基づいて命名なのかと思いきや、
たまたまの一致のようだ。「元町」自体がわりとある日本の地名とのことで、偶然の一致ということだ。

最近、神戸に引っ越してきたので、駅周辺の散策を趣味にしている。
今回の目的は、元町映画館。

このミニシアターは「数十年前から元町に存在した」というような歴史の古い映画館ではなく
2010年に出来た比較的新しい映画館らしい。

『元町映画館は、ごく普通の映画ファンが自分たちの手でつくった映画館です。』
公式サイトに書かれている。
ミニシアターが減り続ける神戸でその灯を消さないように活動しているということだ。
減り続ける中で、新しく映画館を作ったわけだからその運営には色々なご苦労もあるだろう。
映画ファンという言葉がよぎる。

今回見たい映画は
チェコスロバキア最後の女性死刑囚として、23歳にして絞首刑に処された実在の人物を描いた映画
「私、オルガ・ヘプナロヴァー 」


モノクロの映像だが、2016年に制作されている。死刑に至る犯罪の記録を追うというよりは、死刑囚オルガ・へプナロヴァーが少女時代から置かれていた境遇を、貶めるわけでも、同情するような形でもなく描いているようで、興味が湧いた。

元町映画館は当日予約のみ出来るシステムになっていて、その日の開館時間(最初の上映の30分前)より当日上映される映画の当日券が買えるらしい。
平日に行くつもりなので、あまり気にしなくてもいい気もするが、チケット完売です・・・と言われてしまっては悲しすぎるので、今回の計画は当日券を買うことを主軸に決める。

では、計画。目的地周辺はこんな感じ。

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