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空間から電気を取り出してフリーエネルギー生活を実現してみたい

何も無い空間から電気を取り出すエネルギーハーベスティングは、これからの時代に必須の技術になってくると思う。

ちょっとした振動で作動する装置や、トイレの水流を利用した光源など、すでにフリーエネルギー装置が知らぬ間に身の回りにも存在していることに気づく。

自立電源のフープラというラジオは電池切れの心配が無く、いつでも使用可能なので災害時に役立つ。

超低消費電力の極小デバイスなら、自立電源にしてバッテリーを無くせばさらに軽量化できる。

調べれば個人はもちろん様々な企業や大学が、フリーエネルギーを得るためのエネルギーハーベスティングの研究をしているのがわかる。

ネットや本に掲載されている装置は、簡単なものから本格的な発電機まで様々なものが考案されており、その仕組みはとても不思議で興味深い。

電力を発生させると装置が冷却される現象が起こるものもある。

装置の周囲に存在するエネルギーを巻き込み、電力に変換しているのかも知れない。

単純な枠組みで計算された外側に、測定誤差や未確認とされ切り捨てられた部分がまだある。

むしろ、物質の原則をそのまま当てはめて考えていると、次の時代への扉は開かれることはないのではと感じる。


仕事柄、量子力学に片足を突っ込んでいるので、電子や磁場の共鳴や振る舞いに興味を持ち、現在自宅で空間からエネルギーを取り出す装置を作製している。

まだ試行錯誤中で、その小さな電力を家庭用の電化製品に使える程度にインバータ等を組み合わせ増幅し、蓄電してみたい。

電磁波の発生や感電の危険性もあるので、それほど大きな電力を得ようとは思わず、自分の出来る範囲で入力より出力が上回る装置が作れれば良しとしている。


しかし、この様なエネルギーは身近に使われているにも関わらず、今でもオカルト扱いされ、本流の産業にはなれないでいる。

何故かというと、石油利権や送電線の銅線利権などの電力がらみの企業連合が、発電装置の進化をことごとく妨害し、前時代の発電しか認められない状況になっていたためである。

現在、日本の発電所の80%が火力で石油・石炭・天然ガスを燃やして電気を得ている。

貴重な資源を燃やしてタービンを回した変換効率はたったの40%前後、さらに送電ロスが5〜10%ある。

石油資源を7割ほど捨てているような状態は、本当に非効率すぎる。

最近は発電の方法が地球環境に負荷をかけているという見方から、自然エネルギーへの転換を世界中で推進している。

しかし、結局そこも資源関係の企業利権にまみれ、自然に負担をかけているものしか無い。

例えば、太陽光発電は建物の屋根や、草木も生えない荒涼とした土地に設置するならまだ良い。

しかし、貴重な山林を伐採して設置するなど、自然破壊以外の何物でもない。

レッドリストに載っている動植物や生育環境に負荷をかけており、森林破壊で問題になっている焼畑農業とどこが違うのだろうか。

台風や豪雨、豪雪時の損傷や倒木や野生動物が乗るなどして破壊されれば、発火する危険性もある。

装置を設置するため、森林を伐採して土壌が露出し、雨が吸収されず山崩れが発生している。

周りに草木が生い茂り、土埃や枯れ葉が被り汚れれば発電効率が下がるし、積雪時や夜は発電できない。

パネル自体も様々なパーツの組み合わせであり、それを生産するための資源の採掘、鉱石の精製や成型、組み立てや運搬等、設置するだけでエネルギーを大量に使う。

その割には耐用年数は短く、メンテナンスをしなければ発電効率は下がる。

利権企業の思惑から、パネルの発電効率を高める技術は認められないという。

技術的な進歩さえ、利益を上げるために抑えられてしまっている現状は、火力発電の状況とあまり変わりがない。


各家庭での使用電力を調べれば、そもそも非効率な大電流の発電は必要ない。

屋根にパネルを設置している方々なら、使用する電力全てではなくても自宅で発電出来るし、蓄電してしまえば夜でも使える。

各家庭で発電機を置いて、使用する分だけ発電すれば充分だと気がついた人々が、発電所の電気から徐々に離れて行けば良いと思う。


そして、太陽光などで得られた電気を必要な分だけ増幅する装置があれば、いつでも心配なく電気を使えるようになる。

小さい電力から大きい電力を生み出す装置は、100年前にニコラ・テスラが発明している。

また、1970年代には様々なタイプの装置が開発された。

しかし、その装置を考案したり論文を発表したりした研究者は、なぜか不審な死や失踪で研究が途切れてしまっている事が多い。

現在はそのような事は無いと思いたいが、発電所のように大電流を生み出す装置など、企業利権を損なわせる研究は堂々とは出来ないかもしれない。

しかし、小規模の装置ならば様々な企業や個人が研究に取り組んでいるので、近い将来安全な家庭用の装置が発売されたらいいなと思う。


今、エネルギーハーベスティングに興味を持った人々が、静かにフリーエネルギーを手に入れはじめている。

装置を作ったところで大きく報道される事はないと思われるので、今現在も人知れず、様々な装置が生み出されているかも知れない。

それほど遠くない未来に、これまでの仕組みとは全く異なるシステムを各家庭や企業に置き、必要な分だけ発電するような時代が来ると思う。


ここまでお読み下さいましてありがとうございました。

これまでの記事で、お伝えしたかった記事を書けた事や、現在忙しいのもあり、また、不思議なことや思ったことを気ままに書いていきたいと考えているので、今後は不定期の更新にしようと思います。
コンセプトも無く、自分の中の不思議な出来事を吐き出すために書いた物もあるにも関わらず、思ったよりたくさんの方々にお読み頂き、フォローして下さったり、お気に入りに入れて頂いたりした事が本当に有り難く、嬉しいです。
今後も不定期ではありますが、不思議な出来事を書きたくなったら更新していこうと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。

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