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英語と向き合うということ

英語を勉強中のビギナーです。多分、英語レベルは三歳児ぐらいでしょうか。きっとこの先も英語の勉強は続くと思うので、今現在の備忘録です。

01 思い返せば迷走

思い返せば、いろんなTOEICの本を買ったり、本に付録されたCDを聞いたり、海外ドラマのフレンズ(定番ですね)やジブリの北米版をトトロからハウルまでのDVDを買ったり(ついでDVDプレイヤーも英語勉強用に買った)、iPhoneに英語を入れて聞いたり。実はニンテンドーDSの英語ソフト(英語漬け)もやりました。

相当な時間を無駄(!?)にした気がします。やはりゴールは海外の人と話せるコミュニケーションだとするなら、圧倒的に話すアウトプットが少なすぎると実感しました。(ゴールについては、途中でTOEICのスコアアップを諦めて、ビジネス上で必要だった会話に全振りしました)

字幕と音声が一致するように北米版のジブリDVDをAmazonで買いました
(画像:スタジオジブリ https://www.ghibli.jp/info/013409/)


02 結果的に今やっていること

宣伝ではないです(笑)

・英会話カフェのランカル(LanCul)
カフェ店舗の対面での英語セッションを中心に、とにかく重要視している口から英語を出す練習。補足的にオンラインのセッションも。

・スタディサプリの英語アプリ(スタサプ)
リスニング、ディクテーション(聞いて書き取る)、単語、シャドーイング(聞いて発声する)まで含まれていて、栄養バランスが良い。英会話だけだと使える言い回しに頼ってしまって偏るので、新しい言い回しもインプットできる。

・YouTube
リスニング用。最初はいろんな英語系のYoutuberの人を見てましたが、結果的にはランカル(LanCul)のYouTubeライブやインスタライブを繰り返してみている。

ちなみに、ランカル(LanCul)に加入するのは、アプリやYouTubeに比べると極めてハードルが高かったと思います。その話は後ほど。

03 英語と向き合うこと

学生時代に勉強してきたような他の科目に比べて、語学に対して今、すごく不思議な感覚を感じています。辛くもあり一方で、外国語で分かり合える時の喜びなど、感情の揺さぶりを伴うので、何か違う世界と向き合うような感覚があります。ゲームで例えるなら、今まで入れなかった鍵のついたドアが開く感じでしょうか。

他では感じないショック

仕事上、英語を使うこともあるのですが(ミーティングやチャット、メール)、言語能力において理解できない時の喪失感、落ち込みを激しく感じます。ショックと言ってもいいかもしれません。だからと言ってちょっと勉強したぐらいですぐに身につくものではないことは誰しも知っています。
(英語ができる人に、どうやって勉強したのかを聞くことが多いのですが、誰一人して、明確な回答が返ってきたことがありません。それは何か近道があるわけではなく、日々の鍛錬や長い間、英語と向き合った結果だからなのだろうと想像しています)

他では感じないショックがある

最初の階段

今思うのは最初の階段があるように感じています。一番最初の階段を上がらなければ何もやっても何も身に付かず、何も入ってこない悪循環が発生していた気がします。最初の階段を上がると、会話の練習もヒアリングも効率が上がり好循環が生まれてくるような気がします。

最初の階段を上がるためには一定の蓄積(単語やフレーズ)が必要であること。一定量がないと何もできない。本当は学生時代にやっているはずなのですが、蓄積というのはただ座学だけでなく知っているフレーズを口から出せるようにする訓練も含んでいます。これが学生時代に圧倒的に足りていないように感じています。(足りていないどころか、ゼロに等しいかも)

日々向き合う

基本は毎日やるけれど、何かが柔らかくなる時期がある気がします。この確変に入ったら、特に集中的にやっておくのが良さそう。筋トレのようにすぐに抜けていってしまうので、柔らかくなったら硬くなる前にできるだけ詰め込んでおきたい。(という心がけです)

日本において(知人の中で)、英語ができる人はたくさんいます。それぞれ背景は違うと思うのですが、(長期留学や短期留学や駅前留学や独学など)、みんなどんな感覚で上達していったのだろうということに今は興味があります。

04 ランカル(LanCul)加入の背景と思わぬ副次効果

口から出すアウトプットが圧倒的に足りていないことはわかっていても、日本にいると英語を使う(練習する)機会が圧倒的に少ない環境だなと改めて感じます。ビジネス上だと、練習っぽく付き合ってくれるわけでもないですし、仮に英語の話せる同僚がいても英語の練習の時間が取れるはずもなく。アプリやYouTubeは手軽にできますが、どちらかというとリスニングや単語がメインになってしまいます。

英会話カフェ加入の背景

英会話カフェのランカル(LanCul)に加入するというのは自分からすると極めてハードルが高かったと思います。きっかけは、仕事上で香港の優しい(?)同僚とのミーティングがなくなってしまって、英会話をする環境がなくなったことでした。(香港は英語力が高いです。あと、カジュアルなミーティングではなく、オフィシャルなミーティングはもちろんあったけど、発言する機会が少なかったという背景もあります。)

そのような背景もあり、何か話す練習ができる場がないと本当にやばい、と思ったことが発端だったのですが、その時に思い出したのが、当時下北沢にあったランカルの店舗でした。(今は直営店舗はないですが)前を何度も通って「こういうのあるんだ」という認知はしていました。英語教室に通うには違和感があった(もしくは自信がなかった)と思いますし、金額的にも気持ち的にもさらにハードルが高かったこともあり、今思えばアウトプットの目的としてはちょうど良い気がしました。要するに切羽詰まって駆け込んだという感じです。ちなみに、口コミのようなものは調べませんでした。YouTubeで見たことあったという親近感もあって、えいや!という感じです。

(補足:ちなみにLanCulはLanguageとCultureとのことです。)

0歳から3歳へ

冒頭で現在、三歳ぐらいと書いたのですが、最初に書いた「思い返せば迷走」ような何もわからない、一言も話せない0歳児のレベルだと英会話カフェはきついと思います。(きついというのは、消化不良で練習にならないかもという意味で)。ランカルの英会話は、ビギナーセッションと通常のセッションを分けてくれていて、一応レベルを意識できるのですが、それでも通っている方はみんなそれなりに話せるスキルを持ち合わせています。場合によっては、かなり話せる方が集まっているビギナーセッションになることもあります。

一方で、50、60歳代(もっと上かも)と思われる方と一緒になることもあって、不思議と「ああ自分もがんばろう」と率直に感じることがあります。たどたどしく会話が止まってしまって(まあ、よくあります)そのようなセッションに遭遇して、自分だったらなんて言うかなとか思いながら、それはそれで励みになります。メイト(先生にあたる海外の方)の方も誰一人、そういうことを咎めたりはしません。(それで冷たくされたら、しょんぼりしてしまう笑)

思わぬ副次効果

これは想定していなかった副次効果なのですが、英会話カフェにちょくちょく行っていると、そのメイト(先生にあたる人)がインスタとかYouTubeとかに出ているので、英語だから見るというよりも「知っている人が出ているから見る」に変化しました。そうすると、英語にふれる機会が無意識に増加し、おそらくアプリだけやっていたときと比べると3倍以上は英語にふれるようになった気がします。直接話したことがある人だから、その人自体のバックグラウンドや話している会話の背景も知っていたりするという要素もあると思います。
量を増やせることは後々大きい効果があるかもなあと思ったりしています。(まだビギナーなのでなんともですが。)

05 今後(宇宙人と英語で話すとしたら)

カジュアルな英会話だと、会話の内容や自分の使えるセンテンスに偏りそうなので、もしかしたら(その時の自分の成長に)頭打ちがくるかなと思ったり、後は慣れてくると英語の問題ではなくて、その人のことや過去の背景を知っていたりので「ああ、生魚嫌いだったよね」とか「ああ、こないだ言ってたあれね」でコミュニケーションが通じたりすると、楽になってしまう気もしています。でも、逆にいうと、文化的背景とか特定の文化理解をしていないとコミュニケーションが取れないなとも思いました。例えば、宇宙人と英語で話すとしたら、英語は聞き取れても何のことを言っているのか、意味不明みたいなことが起きるはず。そういう意味で、言語だけでなく海外について生活とか文化とかも学んでいこうと思いました。

それと、仕事が忙しくなって通えなくなったら、また時間の見つけ方など、色々工夫が必要になるだろうなあと思っています。次は三歳から小学生ぐらいまでレベルアップしたいと思っています。

補足

ランカルの方々も、仕事とはいえ日々何時間も、つたない英語で雑談に付き合うのも大変だろうなあと思うので、本当に感謝です。