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理学療法・リハビリテーション

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理学療法って何でしょう?リハビリテーションって?知らない人も多いのでは?理学療法普及ブログ。みなさん、理学療法を知ってください。以外に守備範囲の広い職種です。(*- -)(*_ …
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#看護師

歩く理由。言えますか?

「お前ら理学療法士なんて財源の無駄遣いなんじゃ!!!」 「どうせ理学療法なんかやっても治らん!!!」 「週に一回しか来ないのに、そんなもん1週間に一回リハビリやってもいみないんちゃうんかい」 と私が訪問リハに行くたびに大声で頭ごなしに怒鳴り続けるご仁がいる。 1時間の訪問でこの恨み節が60分続く。そして、罵詈雑言の合間に 「部屋の模様替えをしろ!!!」 「シーツを直せ!!!!」 「今から病院の支払いに行ってこい!!!」 と全くリハビリと違うことを理学療法士や作

俳人。夏井いつきさん。

夏井いつきさん凄いですよね~。俳人で有名になるなんて、令和の世の中奇跡みたいなもんだ。 なぜ急に夏井いつきさんの話をし始めたかというと、患者さんの家に訪問リハに行った際、夏井さんの本を持っている患者さんの多い事。 やっぱり、日本人には7・5調が心にしみるのだろう。 と言う訳でとても印象的だった、一句を紹介しようと思う。 私が病院からの出向で、特養(特別養護老人ホーム)に行っていた時のお話。 特養と言えば、まぁ、誤解を恐れずいうなれば、いわゆる、現代版姥捨て山。一度入

そもそも論

そもそも、 リハビリテーション治療とは? リハビリテーションとは? リハビリテーション専門職とは? 理学療法とは? 的なそもそも論をする療法士が多い。私的には今更感がぬぐえないが、とにかく、なぜか、理学療法士たちは、そもそも論が好きなのである。 語源は?とか元々的なやつが大好物である。 で、その議論から結局何が生まれてくるかと言うと、どうせ俺たちは・・・的な議論に終始する。 なんじゃそりゃ? 知り合いに相談すると、そもそも論をする人たちは、壁があった時に立ち返る作業

愚痴の多い療法士

知り合いの介護支援専門員から 「療法士のブログやTwitterはどうして、愚痴やネガティブアピールが多いの?」 と素朴~な感じで聞かれた。なんてタイムリー。エヘ。 もしやとは思い最近の自分のブログを振り返ってみると、確かに愚痴めいたことが多い。なんなら、昨日も愚痴noteだった。(笑) なぜだろうか? なんだか、みんな悶々としているのだろう。制度ビジネス上で医療をやっている連中なので、制度の中では、いいことをしたくてもできないジレンマが渦巻いているのだろうとは思う。

QOD(クオリティ オブ デス)死の質

QOL(クオリティー・オブ・ライフ)生活の質。というのは聞いたことがある人も多いだろう。医療・福祉系の人は必ず習う単語です。 今日は、QOD(クオリティ オブ デス)死の質についてお話してみよう。 100歳以上の高齢者の寝たきり率がアメリカでは30%程度。日本ではその倍60%以上が寝たきりなのである。 これが何を意味するのか? それは、医者任せ、介護支援専門員(ケアマネ)任せ、市役所任せ・・・。 つまり他人任せで長生きした結果と言わなければならない。 自分の人生や生

ターミネーター&コブラ。とにかくロボだ。

昨今のリハビリテーションはロボである。 ゲッターロボにガンダム、コブラ、アトム。ガンバレロボコン。ロボにもいりろあるけれど、現代のリハビリテーションはとにかく、ロボ一色、ロボ祭り。ということで、ロボを少し紹介してみたいと思います。 ※最初に言っておきます。本当に私はメーカーでも、開発者でも何でもありませんのでその辺よろしくお願いします(笑) 私が皆さんに今一番伝えたいものといえば、WHILLです。 これは凄い。本当に凄い。 ホントに未来型車いすである。もはや、車いすと

理学療法士広報活動!!皆さん観て下さい(*- -)(*_ _)ペコリ。

そうだ、そうだった。私は理学療法という日本ではあまり知られていない、マニアックな治療法。はたまた理学療法士と言う認知度の低い職業を一人でも多くの人に知ってもらいたい!!という、大志を抱いてnoteを始めたのだった。 というわけで、理学療法士を広報したいと思います。御付き合いください。(*- -)(*_ _)ペコリ 理学療法士が主人公の映画でございます。これは、fuluやAmazonプライム等々でやりまくってもらわねば! 皆さんもみて下さいね。 予告をどうぞ。 東京都

理想の死に方

子供の頃から死を見慣れている。幼少の頃、小児病棟で入院生活を余儀なくされていた。昨日まで一緒に遊んでいた子が今日はICU。数日後には家族が泣きながらわが子の病室を片付けていく。他の子供の親たちは、「次は我が子かもしれない」と恐怖を顔色に滲ませて、お悔やみの言葉をそっとかける。 そんな光景が毎日のように繰り広げられていた。時が流れ、私は幸いにも命をつなぎとめることができた。 何の因果か、私自身が病院に勤める事となり、毎日のように人の死と直面している。何十年と寝たきり生活を余

これが理学療法だ!!

理学療法ってなんだかよくわかりませんよね。何してくれる人なの?どんなことしてくれるの?って感じですよね。なので、今日はちょっとその一例をご紹介。 うちのオカンは、バリッバリのアスリートである。朝からカメハメ波!!っとフラダンスを踊り狂い。昼からはよさこいダンスでダンシング。ダンシング。夜は、プールで何キロも泳ぎまくる。 気が向いたらお仕事なのだ~。っと金儲け。そんな毎日なのでございます。 そりゃ、もう前期高齢者なのですから、それだけやりゃ、ちーっとは、体がおかしくなるのも

リコード法

「諦めたらそこで試合終了ですよ」 かのホワイトヘアーデビル。安西光義先生のあまりにも有名なお言葉だ。 そして私が患者さんに幾度となく繰り返してきた「言の葉」。 患者さんたちに安心してもらえるように、希望があるとわかってもらえるように、自信に満ちた顔と声で話す。 そんな自信に満ちた表情の裏では「本当にこの治療法は大丈夫なんだろうか?」「治療効果が現れるのが8か月後って論文には書いてあるけど、本当に8か月後に治療効果が現れてくれるのだろうか?」と、疑心暗鬼の気持ちが渦巻いて

日本全国10万人の理学療法士の皆さん、この動画を気合を入れて拡散しましょう。そうしましょう!!!

理学療法士って何する人?何してくれるの?そもそも理学療法って何?って方も多いと思います。 東京都の理学療法士協会がやってくれましたよ。これを拡散してください。そして、知ってください。理学療法を。病気やケガをしてもあきらめないでいい人生があります。日本理学療法士協会のものせておきます。が、東京の方がなんだかスタイリッシュ(笑) お医者さんに「もうあなたの病気はこれ以上は治りません」と言われてからが、理学療法治療の始まりです。「病気になったから」「ケガをしたから」「年だから」