滝沢歌舞伎ZERO Final

スノ担になって、3年ほどでしょうか。初めて滝沢歌舞伎を観劇しました。(ライビュ)
私の滝沢歌舞伎の知識って、舞台上での生化粧!腹筋太鼓!フライング!ひらりと桜!お丸!とか、断片的かつ抽象的なものでしかなかったので、たまたま買っていた2020年の円盤を見て、最低限の知識をつけて臨みました。

これが大正解だった!!
流れを知れただけでなく、代表的で長年愛されてきた演目を知れて、今回のファイナルも存分に楽しめました。
でも、やっぱりリアルタイムで観るのは全然違った。感動も興奮も桁違いで、舞台って凄い、やっぱり舞台が大好きだって改めて感じました。

9人が凄いのはもちろん、Jr.やアンサンブル(という言い方が適切でなれけばすみません)の皆さん、スタッフさん、皆さんがプロすぎる。特に、仇討ちでふっかが板の上に乗って、それが倒れるシーンでもう滝沢歌舞伎の虜になりました。こんなことできるの!あんなのもできるの?ってドキドキとワクワクでいっぱいで、もっと早く滝沢歌舞伎を知りたかった。生で観たかった。演舞場で観たらまたワクワク度合いが違うんだろうな。

滝沢歌舞伎といえばの1つに、ひらりと桜があります。この曲と私の出逢いはいつだったんだろう、Mステの時だったのかな。あんまり記憶にないけど、私がスノの曲で初めて知った曲がひらりと桜でして。元々、舞台調というかミュージカル調というか、そういう壮大な曲大好きなので、イントロからワクワクするし、メロディーもツボだし、すっかりこの曲の虜になって、一時期めちゃくちゃ聴いてました。
手のしなやかさが映える振り付け、全員でのユニゾンから、ひかるくんの伸びやかな高音と、ふっかの甘い歌声を堪能して、めめあべが背中合わせてそれぞれニコッとしながら歌い、だてさくが互いに手を伸ばして歌い、なべこじの綺麗なハモリからまたユニゾンへ。間奏の緩急あるダンスを挟んでラウちゃんの想いがこもったソロ。どこを切り取っても最高すぎて、全部が大好きな曲です。
それだけ個人的に想いが強いので、ひかるくんの、「春の踊りは!」からイントロが流れた瞬間に涙腺崩壊。生で見聴きするひらりと桜は圧巻すぎて、ただただ見惚れるしかありませんでした。やっぱり、ひらりと桜が1番好きです。

ここからは、各メンバーの印象的な所を。

だてさま
SANEMORIって凄かったんだな…殺陣も歌舞伎もめちゃくちゃかっこよかったし、何よりだてさまのもつ所作の美しさにさらに磨きがかかって、これは惚れるわ…って思いました。仇討ちのラスト、落下のシーンは思わず声が出た。それぐらいリアルで、でも綺麗でした。氷の王も印象深い。表情もかっこよくて、いい意味でゾクッとした。あと、最後のLOVEでカメラ目線たくさんありがとう。

さっくん
やっぱりさっくんのダンスがめちゃくちゃ好き。特に組曲、花鳥風月はやばかった。力強くて、でも儚くて綺麗で。表現力エグいな…と改めて感じさせられました。あと、足跡の最後でニコニコしながらめめこじと手を取り合う姿もさっくんらしくて好きだった。女形はめちゃくちゃ可愛くて綺麗で、なべさく最高でした。警鐘鳴らすのも、想いが伝わりすぎて凄い苦しかったな。さっくんもカメラ目線ありがとう!

あべちゃん
個人的には、DA BOMBと殺陣が優勝でした。サングラスかけてオラついてる雄あべ最高すぎたし、ソロパートの最後撃ったよね??もうニヤニヤが止まりませんでした(キモい)。殺陣自体もめちゃくちゃかっこよかったけど、袴はずるいよな…あと、斬る前にニヤッと笑うのやばい。(ここだけの話、舌打ちも期待してしまった)ぜひ阿部亮平に時代劇の仕事をお願いします。小判ガチャであべちゃん出できた時本当に嬉しかった!うわ!って声出た…(近くだった人ごめんなさい)また新たな魅力を知れて、より一層あべちゃんが大好きになりました。

めめ
WITH LOVEの振りが手話になってるから、めめ見て「うわ〜〜silentだ〜〜」って思ってたオタクはここです。(ごめんなさい)手話ってめちゃくちゃ気持ち伝わるんだなぁって感じました。足跡のめめさくこじ、まじで尊かったです。あと、身長高いっていいね!男役が映えすぎて、めめあべ最高かよ…ってなってました。そこからの大蛇のシーン、死ぬほどかっこよかったです。

こーじくん
化粧中や最後のLOVEで沢山盛り上げてくれてありがとう。でもキメる時はバチッとキメるこーじくんめちゃくちゃかっこよかったです。腹筋太鼓、上は遠心力もあって本当に大変だと思う。必死な顔でバチを振り回すこーじくん、まさに漢でした。胸いっぱいになったよ……橋のシーンではちょっとウルウルしそうなこーじくんにウルウルしてしまった。こーじくんの表現力、もっと評価されてほしいな。

しょっぴー
どのシーンを切り取っても歌声が映えることこの上ない。(ぶっちゃけた話、Maybeは生歌だろうけど他はどうなんだ…?)やっぱりしょっぴーの歌声って綺麗で伸びやかで、舞台映えするよね。WITH LOVEが特にやばかったなぁ。あと、腹筋仕上がってますね!!!筋トレ頑張ってるんだなぁ…凄いなあって腹筋太鼓の時にめちゃくちゃ感じた。

ラウちゃん
まじで体幹の鬼すぎる。Maybeのダンス、素人目でしかないけど、音のとり方が上手いなって思ったし、表情管理も繊細すぎた。さすがパリコレモデル!!!蝶々もかっこよかったな。まじで、どれがラウちゃんか初見で分かんなかった。あと、橋のシーンで、必死に手を伸ばしてる姿見て胸いっぱいになって泣けてきた。夜の部の化粧時、「やっほ〜〜」ってニコニコしてたラウちゃんが赤ちゃんすぎて、ただただギャップにやられました。

ふっか
深澤辰哉の沼は深いねぇ…普段は、お丸の時みたいな面白枠だけど、やるときゃやる男だよまじで…仇討ちでのラスボス感えぐかったし、DA BOMBのチャラ澤さんもカッコよかったし、絶対深澤担増えたよな!?!?戸板バッタン(で合ってる?)の所、ドッキドキしたけど、表情1つ変えないふっかがかっこよすぎたし、あの瞬間、この舞台って裏方も凄すぎるなって感じました。お丸は今日も可愛かったし面白かった!!♡

ひかるくん 
なんかもう本当に、スノのリーダーがひかるくんで良かったなぁってずっと思ってました。常に存在感いっぱいで、オーラが凄くて、何しててもかっこよくて、(メンバーみんなそうだけど、)滝沢歌舞伎に対する並々ならぬ想いが痛いほど伝わってきました。スノの9人で座長なんだろうけど、やっぱり岩本照が真ん中にいて指揮をとる姿が本当にかっこよかった。普段のスノは、誰がセンターでも全然いいんだけど、滝沢歌舞伎だけはひかるくんが中心にいないと違和感なので、改めて岩本照の強さと凄さを感じました。もうどこが凄いとかなくて全部凄かったけど、やっぱり五右衛門は痺れました。最高の舞台をありがとう。

最後のWITH LOVE、ラウなべひーが歌うところ(2サビかな…?)あたりからもうウルウルしてて、その後ラウちゃんのソロで涙腺崩壊。「ありがとうと言えるよ 目の前の君にまっすぐ伝えたくて」でまっすぐカメラ見てくれたらもう泣いちゃうよね。9人のやりきった顔、少しウルウルした顔見てたら、心から「お疲れ様!ありがとう!」って思って拍手してました。
そこからのLOVE。大人になったら、明るい曲ほど染みるんだよね…皆が楽しそうにニコニコしながら歌ってるの見て涙が止まりませんでした。(妹にこの話したら、「ふざけてるの見てうちは涙引っ込んだ(笑)」と言われました)だてさくは沢山ファンサしてくれたし、だてさまの後ろでひょっこりしてたあべちゃんは可愛すぎたし、こーじくんとふっかがふざけてケラケラ笑ってるのをひかるくんが優しい目で見てて、めめなべラウは会場ぐるーっと見渡してるのが印象的でした。皆それぞれがそれぞれの形で最後を噛み締めてるのが伝わってきて、この瞬間が続けばいいのにな…と思っていたのは私だけじゃないはず。

本当に素敵な作品を目の当たりにしました。これは確かに何年も愛されるわ…と思ったし、ここで終わってしまうのが本当に寂しい。千秋楽を見届けたかったのですが、スケジュール的に難しいのが悔しいな。レポ見るの楽しみにしています。
改めて、本当にありがとう。無事に千秋楽まで走りきれますように。


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