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【共同親権】大炎上が起きないよう、一刻も早く成立を ―柴山議員(自民党・埼玉県連会長)

 埼玉県虐待禁止条例改正の撤回を受け、10月11日、柴山昌彦議員(自民党・埼玉県連会長)は、離婚後共同親権への法改正について、「同じような大炎上が起きる」ことに懸念を表明しました。
 柴山議員は、法制審議会を一刻も早く通過させ、自民党で内容を修正した上で、次の通常国会で必ず成立させることを訴えました。

 柴山議員の発言について、X(Twitter)上では、「炎上すると撤回せざるを得なくなることが埼玉県条例で判明したから、炎上しない内に民法改悪法案を強行採決してしまおう」ということか等、疑問・批判の声が相次いでいます。
(写真は、自民党ホームページより)



柴山議員の発言全文

10月11日、柴山議員は、共同親権派の集会で登壇し、次期国会での成立を訴えて演説しました。

一つ、皆様にご紹介したい事案があります。これは昨日(10/10)埼玉県の県議会の中で、子どもの虐待防止条例改正案が撤回を余儀なくされたという案件です。
(中略)
共同監護計画を定めなければ離婚ができないというような期待にすると、私が気にしているのはまた、同じような大炎上が起きるんじゃないかな、というふうに思います。
(中略)
今のたたき台をブラッシュアップした形で、それを今回の臨時国会難しい姿勢を必ず次の通常国会では実現をさせる。それが共同親権実現のための私は最短コースではないかと思っています。
(中略)
SNSの普及とか、あるいは世論の延長というものがあっという間に来ますからね。だからそういうのを私は非常に恐れているんです。

SAKISIRU(2023年10月11日)

柴山議員の投稿

また、同日、柴山議員は、X(Twitter)に「昨日の埼玉県条例案の炎上からの撤回を見て、最短の現実解は法務省たたき台を改良し、一刻も早く成立させることと確信した」と投稿しました。

X(Twitter)上での声

柴山議員の投稿について、以下のような批判・疑問の声があげられています。

  • 炎上からの撤回をみて、柴山昌彦本音を言っちゃう「騒がれる前にさっさと共同親権やっちまおうぜ!」

  • 埼玉県“虐待”禁止条例が大炎上からの撤回に追い込まれた件で相当焦っている様子の共同親権推進議連会長、焦りのあまり「これ以上ヤバさが周知されるとヤバいから、今のうちに(ヤバみを薄めた)たたき台を成立させちまおうぜ!!成立させちゃえば後でどうにでもイジれるから!」とボロを出してしまうの図

  • 怖くない?なんで埼玉の条例の撤回を見て、「(共同親権の)法案を一刻も早く成立させることと確信した」
    になるの?

  • これは意訳すると
    「自分達がやろうとしてることが炎上すると撤回せざるを得なくなることが埼玉県条例で判明したから、炎上しない内に民法改悪法案を強行採決してしまおう」
    という内容でOK?

  • 市民が #離婚後共同親権 の弊害、危険性を知ってしまい、反対の声を上げないうちに、さっさと成立させよう!
    な、感じですよね。卑怯極まりない感じに私には思えます。正確な情報提供と、成熟した議論の上で、法律は成立すべき。全国民に拘束力を発揮するんですよ。

  • 埼玉の条例が炎上したから、炎上前に
    反対意見の多かったパブリックコメント無視して推し進めようとしてる自民党議員さん

  • 法案の中身を世間に知られる前にさっさと成立させたもの勝ち、って…
    自民党の国会議員がめちゃくちゃヤバいこと言ってる😱

  • 共同親権のデメリットや有害性、非現実性等が、広く国民一般にバレると炎上して撤回せざるを得なくなるから、そうなる前に、拙速に成立させちゃえってことかいな??

  • 「炎上からの撤回」って、何がダメだったかわかって言ってるのかな…?
    県民の生活実態をまるっきり無視して母親はこうあるべき!を押し付けたからですよ

  • 法務省に圧力かけてパブコメ延期させ、パブコメ資料の改竄、それでも共同親権導入反対意見が大多数だったのにそれを無視して、民間法制審は無理だからこれ以上一般人が騒ぐ前に取り敢えず法務省案通そうぜってことですね。子どもの安心安全どこ?


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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