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【速報】「#共同親権を廃案に」院内集会 国会議員13名から発言 ⑤山添拓議員 大河原まさこ議員 大椿ゆうこ議員

4月23日、「#共同親権を廃案に」院内集会 "「共同親権」導入で被害者を増やさないために" が開催されました。
院内集会では、13名の国会議員が発言し、廃案・慎重審議を求めました。

この記事では、議員の発言を掲載します。動画もぜひご覧ください。
動画:#ちょっと待って共同親権 「院内集会」



山添拓 参議院議員(日本共産党)

こんにちは。日本共産党 参議院議員の山添拓です。
STOP共同親権のオンライン署名が20万筆を超えて寄せられています。
離婚後共同親権の法案の問題点が広がれば広がるほど、多くの方が、DV当事者が守られるのか、子どもの利益になるのか、その不安と懸念を感じられている証だと思います。
与党議員の中にも、法案は生煮えだと評価する方もいるほどです。

このまま時間を急ぐようにとにかく押し通そうと、そういう姿勢は許されないと思います。
参議院で徹底審議で廃案に追い込むことができるよう、皆さんとともに力を合わせて頑張ります。
今日は大変お疲れ様です。


大河原まさこ 衆議院議員(立憲民主党)

皆様、こんばんは。立憲民主党の衆議院議員 大河原雅子です。
離婚後の共同親権導入については様々な議論が重ねられてきました。
この度、政府が出してきた民法改正案は、玉虫色、生煮えとの大きな批判もあり、私たちも懸念事項そして問題点を指摘しながら、委員会で政府答弁を確認してまいりました。

議論の場は参議院に移りましたが、私たちは、引き続き、この共同親権問題、一人ひとりの意見や人生観は大きく関わる問題です。
そして、何より、子どもたちのために、全ては子どもたちのために、この共同親権問題、さらに引き続きの精査が必要だと思っています。

ともに頑張りましょう。


大椿 ゆうこ 参議院議員(社民党)

皆さん、こんばんは。社民党 参議院議員の大椿ゆうこです。
この共同親権の問題に出会ってから、私はいつも思い出す人がいます。

私が小学校2年生のとき、一個、下の子がいました。
一緒にお正月に島根に行った後、その直後に彼女は母親と一緒に突如いなくなりました。
父親から母親が、DVを受けていたということを私は後になって知りました。

そして数年後、彼女がまた帰ってきたんです。
居場所を見つけられ、父親に引き戻されて家に帰ってきました。
その家には愛人がおり、愛人の子どももいる。
その中で彼女は暮らしていきました。

高校生になったとき、彼女はまた突然いなくなりました。
今度は彼女が父親から暴力を受け、そしてもう二度とそれから私は会うことができませんでした。

多分、そんな思いを経験した人たちが今回、共同親権、本当に慎重にやってくれ。
そしてこんなのを通さないでくれ、必死な思いで今訴えてくださっているんだ、というふうに思います。

彼女がどんな人生を生きてきただろうか。
彼女も彼女のお母さんも、そのことをいつもこの共同親権のことを考えさせていただくときに、思い出さずにはいられません。

この間やっぱり、様々な法案を見ていても、中身の運用のところが全く詰められていない状況の中で法律を通そうとしている。
これね、共同親権だけじゃない、他のことでも一緒なんですよ。
でも、法律を通すか通さないか考える私たちは、あらゆるケースを考えて本当に通していいの? こうやっていいの? っていうことを突き詰めていく時間が必要なんだけども、圧倒的にその審議が足りてないのがこの共同親権じゃないでしょうか。

そんなことで、今、殺されるかもしれないっていうふうな思いを抱えている人たち。
私たち、この法律を通すことで、そんな人たちをさらに恐怖に落とし入れるようなことをやっていいだろうかという思いで反対の声を上げています。
社民党は、衆議院の方で、すでに新垣クニオ議員が退席をするという形でこの共同親権に反対をしました。

もちろん反対の姿勢でこの法案に臨んでいきますが、どうか官僚の皆さん、先ほど鎌田議員からも喝が入ったというふうに思います。
本当に誰かの命を追い詰めるためにあなたたちは仕事をしたいというふうに思ってないと思うんです。
どうかここは踏みとどまる。
本当に議論がもっと突き詰めなきゃいけないんだということを今日持ち帰って上司の方に伝えていただければ、と思います。

皆さん、ともにこの法案を廃案するために頑張りましょう。


参加した議員の発言などは、こちらからご覧ください。

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