反響広がる "DVで別れた元夫は、4歳の娘をなぜ道連れにしたのか 面会交流中の殺人、悲劇を無視して進む「親権」議論の危うさ"
2017年、兵庫県伊丹市で、妻へのDVが原因で離婚した元夫が、面会交流中に娘を殺害し、自らも命を絶った事件。
遺族となった母親の「同じ思いを、絶対に誰にもしてほしくない」との願いを伝える共同通信の記事に反響が広がっています。
一方、共同親権派は、"単独親権制度下で起きた事件” ”ごく一部の例外” などとこの報道に強く反発。共同親権派の弁護士は、「男性が子と心中する場合の要因は『うつ状態』が最多。長期間父子断絶しない施策が、うつ状態も防ぎ初回の安心安全な面会に繋がる」と投稿しています。
共同通信の記事
昨日12月30日に共同通信のサイト等で公開されました。
なお、12月25日には、山陽新聞・信濃毎日新聞・東奥日報・沖縄タイムス・北國新聞・愛媛新聞・神戸新聞などにも掲載されています。
X(Twitter)では、24時間で195件の投稿
Xでは、この記事に関する投稿が広がりました。
(「面会交流中の殺人」を含む投稿 2023年12月31日 9時50分現在)
Yahoo!ニュースにコメント960件
Yahoo!ニュースには、960件のコメントが寄せられています(2023年12月31日 9時50分現在)
共同親権派の弁護士「長期間父子断絶しない施策が、うつ状態も防ぎ初回の安心安全な面会に繋がる」
一方、共同親権派の弁護士は、この報道に触れ、以下のように投稿しています。
法制審議会では、この事件のことは、「特殊な個別事例」として議論されていません。
2012年から2020年頃にかけて、家庭裁判所は「面会交流原則実施」の運用がされ、DV・虐待事案であっても、面会交流が命じられてきました。
この事件は、「特殊な個別事例」と言えるのでしょうか? 当事者や弁護士によれば、面会交流中の虐待は実際には起こっています。しかし、法務省は全く調査していないため、実態把握も検証も一切、怠っているのです。
父母の合意がなくても裁判所が共同親権を命じる制度の導入に向け、法制審議会は、年明け1月にも、結論を出そうとしています。
よろしければサポートお願いします。 共同親権問題について、情報収集・発信の活動費として活用させていただきます。