【まとめ】自販機に違法ＱＲコード ―共同親権の署名や寄付を求めるサイトへ誘導―
自動販売機に「共同親権」を訴えるQRコードのシールが無許可で貼られていた事件。被害の全容はいまだ明らかになっておらず、マスコミも取り上げる事態となっています。弁護士からは「器物損壊と業務妨害に問われる可能性」が指摘されています。
このQRコードは、共同親権の運動団体のサイトにつながっており、署名や寄付を求められます。また、子どもの顔写真や名前が掲載されていること、セキュリティ上のリスクがあること等の危険性も指摘されています。
以下、各社の報道を紹介します。
自販機に「共同親権」訴えるQRコードが無許可で貼られていた 運営会社が被害を報告「くれぐれも注意を」
（ねとらぼ 2023年02月21日）
新宿や渋谷に設置された自動販売機に、「共同親権」を訴えるQRコードのシールが無許可で貼られていた――。自販機事業などを手がけるスキマデパートは2月21日、公式Twitterで被害を明らかにしました。
自販機の怪しいQRコードが発覚→共同親権への賛同求めるサイトへ誘導 「くれぐれも注意を」被害受けた運営会社が呼びかけ
（まいどなニュース 2023年２月23 伊藤 大介）
渋谷、新宿の自動販売機に、「共同親権」への賛同署名を求めるサイトへ誘導するQRコードが勝手に貼られていたことが分かりました。自動販売機を設置、管理するベンダー事業を展開する「スキマデパート」（東京）が公式Twitterで被害を明らかにしました。
まいどなニュースの記事は、神戸新聞とデイリースポーツのニュースサイトにも掲載されました。
自販機に“謎のQRコード”渋谷に十数か所も“無許可”で誰が？読み込んだ先の“団体”を取材「我々は貼っていない」
（TBSテレビ Nスタ 2023年2月24日） 自動販売機に貼られた“謎のQRコード”。何者かが無断で貼り付けたものだということですが、誰が？一体何のために貼ったのでしょうか？
「くれぐれもご注意を」都内の自販機に無許可QRコード。自分を守る8つの対策とは？
（HUFFPOST 2023年02月24日 Haruka Watanabe）
「昨晩、新宿渋谷を中心とした地域で弊社飲料自販機に無許可のQRコードが貼られました」
なお、QRコードで誘導されるサイトには、共同親権運動団体「子育て改革のための共同親権プロジェクト」のバナーも掲載されている。
この団体は、嘉田由紀子議員がDVシェルターの場所を暴露した集会の主催団体。共同養育支援議連の梅村みずほ議員も「議員応援団」となっている。
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